下地を吹き足しました。 前回は刷毛塗りと研磨、 今回は平滑をしっかり出していくのでスプレー吹きです。
スプレーガン型エアブラシしか設備がないので時間がかかりますね。 アネスト岩田のW-101とか使っている人がうらやましいです。
その代わり飛散が少ないので今の環境でもレリックギターやレリックベースなら塗装することができます。
次に研磨が終わったら着色です。 クリーム色のサーフェイサー層を作ってから、フィエスタレッドですね。
ナットの横、指板サイドが欠けていますね。 うちでいつも木工を頼んでいるところのものではない持ちこみボディネックなので、こういう微調整が必要になりますね。 むしろ出っ張っているところが欠けているだけで、きれいに直る範囲なので問題ないです。
まずナットを外しました。
ペグ穴が狭いので拡げます。 専用にリーマーと17.5ミリのノスドリルを買いました。
ドリルを引き入れるために少しセンターリーマーでトップ面を拡げてから加工します。
すでに空いた穴を拡げるとき、鉄工ビットが貫通した瞬間に加工物がドカーンと持ち上がっては危険なので、裏側に板を取りつけます。
ひとつ穴を拡げ終わりました。
4つすべての穴が加工終了です。 クランプでガッチリ止めていますが、もしネックが持ち上がってグルグル回り始めたらメイプル材のバットでフルスイングされるようなものですのでドキドキします(笑)
ボディ側のジョイントが広い気がしていたのですが、季節が変わったのかちょっとせまくなっています。 ネックに塗装がされるとちょうど良いような気もします。
というわけで、塗装前に生地着色します。 あまり剥がさないレリックにする予定なのですが、一応全体を生地着色しました。