1200番まで磨いた指板を1500番・2000番と磨き上げていきます。
#2000までサンドペーパーで磨いたところ。
ここからはコンパウンドで磨いていきます。
指板コーティングの研磨が終わりました。
サイドを仕上げ直してから、ペグ取りつけ、ナット成形と進みます。 あと少しで完成。
暖かみのある中低域の出るピックアップにしたいということなので、ピックアップのコイルを巻き足してみます。 元の状態がこちら。
出力配線を外して、ハンダも取り除きます。
今の出力端子からさらに巻き足してもうひとつの出力を作ります。 穴を増設してハトメを打ちます。 このあたりはBirdcageオリジナルのハイブリッドJBピックアップと同じアイデアです。
ネック側を1500ターン、ブリッジ側を2300ターン巻き足しました。
ワックスポッティングをします。 ハウリング防止に役立ちますが、やり過ぎると音が硬くなるようなので真空引きまであえてはしていないです。
ネック側が8.4kΩ、ブリッジ側が9.2kΩでした。 私の好みでブリッジ側を多めに巻いてあります。
ここまで巻くと、ジャコみたいな軽快でブライトなブリッジピックアップサウンドはでませんが、両方フルで鳴らしたときに4弦のローフレットがぼやけないようなミッドローのコシを出すのには有利だと感じています。