久しぶりに作業を進めようとボディを取り出したらショックなことが判明しました。
つや消しラッカーのボディなのですが、リアピックアップを掘るために貼ったアクリル板テンプレートや両面テープの形につやが出てしまいました。
ガーン。
キリの良いところまで作業を進めたら、塗装屋さんに頼んでつや消しを吹き直してもらおうかと思います。
原因がルーターの重みなのか、夏の暑さだったのかはよく分かりませんね。
リアJのキャビティを掘っていきましょう。 まずは位置を決めて角をドリルで加工します。
4カ所、突きました。
1対1のテンプレートを貼り付けます。
ベアリングビットで加工します。 掃除したばかりの集塵機がよく吸います。
ピックガードの加工に続きます。 トラスロッドの調整をするための溝を作ります。
ピックアップの穴が狭いという問題もここで解決しましょう。 流通しているほとんどのPB用ガードはこの穴が小さいですね。
穴が1弦側にズレています。 これは組み込みの過程で私がセンターと決めたところがピックガードのセンターと微妙にズレているというのもありますが、型が違うというのもあるのでしょう。
拡げる過程で4弦側へ戻せるだけ戻しましょう。
角は手加工してカバーが通るようになりました。
もう少し緩めでも良いくらいですね。 ここはキチキチにしすぎて良いことがあるわけではないでしょう。
ピックガードです。
PBにありがちなのですが、ピックアップが通りません。 縦も横も耳も全部通りません。 そうなるとセンターも水平垂直もなにもないただの似た穴ですね。 好きなように拡げるしかないです。
ということでガードの取りつけが先です。 外周がきれいにそろうところを探すとここです。 ネックポケット部分は4弦側がピッタリで、1弦側に隙間を空けます。 これも良く有る形です。
この時にガードの垂直が出ているかとか、リアピックアップと平行かどうかとかが気になります。
また、ボディに付いた瞬間から、ボディのセンターがガードのセンターになりますから、そこからピックアップの穴を加工し直すことになります。 しかし目で見て分かるくらいガードの穴が小さいですね。
ネジ穴をあけました。
ここからお直ししていきましょう。