テンプレートのあとが付いてしまった【2TSBのPBの組み込み-10】

久しぶりに作業を進めようとボディを取り出したらショックなことが判明しました。

つや消しラッカーのボディなのですが、リアピックアップを掘るために貼ったアクリル板テンプレートや両面テープの形につやが出てしまいました。

ガーン。

テンプレートのあとが付いてしまった

キリの良いところまで作業を進めたら、塗装屋さんに頼んでつや消しを吹き直してもらおうかと思います。

原因がルーターの重みなのか、夏の暑さだったのかはよく分かりませんね。


仕上げ【ドットバインディングのブラックJBの組み込み-15】

弦を張って様子を見ていたJBです。 ほぼ落ち着いたと思って良いでしょう。

ネックが落ち着いた

少しすり合わせを修正しました。

すり合わせを修正

一部の配線に凡ミスがあったので修正しました(苦笑)

配線を修正

フレットを磨いて仕上げました。 ピカピカです。

フレットがピカピカになった

これで完成で良いでしょう。 あとは好みで調整するくらいです。

完成


リアピックアップのキャビティを掘る【2TSBのPBの組み込み-9】

リアJのキャビティを掘っていきましょう。 まずは位置を決めて角をドリルで加工します。

位置決め

4カ所、突きました。

角を決める

1対1のテンプレートを貼り付けます。

リアJのテンプレート

ベアリングビットで加工します。 掃除したばかりの集塵機がよく吸います。

ルーティング

ピックガードの加工に続きます。 トラスロッドの調整をするための溝を作ります。

トラスロッド調整溝を付けた

ピックアップの穴が狭いという問題もここで解決しましょう。 流通しているほとんどのPB用ガードはこの穴が小さいですね。

穴が1弦側にズレています。 これは組み込みの過程で私がセンターと決めたところがピックガードのセンターと微妙にズレているというのもありますが、型が違うというのもあるのでしょう。

1弦側に穴がずれている

拡げる過程で4弦側へ戻せるだけ戻しましょう。

テンプレートを貼った

角は手加工してカバーが通るようになりました。

ピックアップが入った

もう少し緩めでも良いくらいですね。 ここはキチキチにしすぎて良いことがあるわけではないでしょう。


ピックガードの取り付け【2TSBのPBの組み込み-8】

ピックガードです。

ピックガード

PBにありがちなのですが、ピックアップが通りません。 縦も横も耳も全部通りません。 そうなるとセンターも水平垂直もなにもないただの似た穴ですね。 好きなように拡げるしかないです。

ピックアップが入らない

ということでガードの取りつけが先です。 外周がきれいにそろうところを探すとここです。 ネックポケット部分は4弦側がピッタリで、1弦側に隙間を空けます。 これも良く有る形です。

幅をそろえる

この時にガードの垂直が出ているかとか、リアピックアップと平行かどうかとかが気になります。

ピックアップと平行になって欲しい

また、ボディに付いた瞬間から、ボディのセンターがガードのセンターになりますから、そこからピックアップの穴を加工し直すことになります。 しかし目で見て分かるくらいガードの穴が小さいですね。

位置決め

ネジ穴をあけました。

ピックガードが付いた

ここからお直ししていきましょう。