ペグの取り付け【2TSBのPBの組み込み-6】

ネックポケットを合わせました。

ネックポケットの加工の加工

別々の工場で作ったボディとネックらしいので、Rが合っていません。

Rが違う

ピックガードのポケットの方がボディより広いです。 今回は塗装済みで持ち込んでもらったボディネックとパーツで組んでいるので、ある程度は目をつぶって組み上げる方針でいきましょう。

幅が足りない

ペグのネジ穴をあけているところ。

ペグのネジ穴をあける

60年代風のこのペグが付きます。

ペグの取り付け

上手く付いたので動きも快調です。


ネックポケットの加工【2TSBのPBの組み込み-5】

センターを確認していきましょう。 ボディの外周、ピックアップキャビティの位置、ネックポケット、いろいろなところからセンターが求まります。

大事なのは、これらが1本にまとまっていないことも多々あるということです。

センターを探す

ネックポケットに乗った塗装を掃除します。

ポケットの塗装を掃除する

センターを決めました。

センターが決まった

確認します。

センターの確認

ネックポケットが緩いのでまずは4弦側に薄板を貼りました。

薄板を貼った

これを削ってから1弦側を何とかしましょう。


牛骨ナットとブッシュの取り付け【2TSBのPBの組み込み-3】

トラスロッドの溝にアジャストナットが来ていますね。 ここは問題なさそうです。 ピックガードにも溝を作ることになりました。 ここはインチ規格で5/32とかですね。 レンチだけ買ってもらいましょう。

ロッド溝を合っている

牛骨ナットをベルトサンダーで削ります。

ベルトサンダーでナットの粗加工

接着します。

牛骨ナットの接着

ペグブッシュを押し込んで固定しておきます。

ブッシュの固定

ピックアップの製作を続けます。 ボビンにバリが出ているとコイルを巻くときに引っかかるのでやすりで丸めておきます。

バリ取り

コイル線は薄いエナメル皮膜で絶縁されていますので、後々ポールピースと擦れてショートすることを防ぐために、絶縁テープを巻いてあります。 シリーズにするときは安易にポールピースをアースに落とすことができないので、このひと手間は大事です。

Pのボビンが完成

こっちはリアのJです。

リアJのボビン

コイルを巻いていきましょう。

コイルの巻き取り


すり合わせ【2TSBのPBの組み込み-2】

フレットの中央が浮き気味なので隙間をチェックしながら金属製のハンマーでたたき延べました。 隙間を調べるための紙は、角を多く作るために8角形に切りながら使っています。 これは完全に手癖ですね。

浮いたフレットをたたき延べる

フレットのすり合わせをします。 弦を張ってから微調整するつもりなので大まかに。

フレットのすり合わせ

フレットの頂点と角を丸めました。

フレットを丸める

ピックアップを製作するのでその準備も進めましょう。 グレーボビンを青く染めていきます。 Birdcageのピックアップはブランドロゴと同じ青に染めてあります。

ボビンの着色

こんな感じになりました。

青く染まった

このPJスタイルのピックアップはすごく良いバランスで、作った自分自身も好きなので、もっと使う人が増えて欲しいですね。