弦高を下げすぎたマーティンのサドル補修

サドルを削りすぎて弦高が下がりすぎてしまったというマーティンです。 ネックを順反らせて弦高を上げても10フレット付近のビリ付きが気になるそうです。

弦高を下げすぎたマーティン

メイプルの薄板を貼って高さをかせぐことになりました。 サドルの下にはピエゾが入っています。 ボディの変形などでサドルと形が合わなくなると音量差が出たりしますが、木が入っている方がなじむとかそういうメリットがあるかも知れませんね。

薄板を貼り付けた

大まかに加工します。

粗加工

ノミで突いて最終的な形を整えました。

ノミで整えた

12フレットで1.6~2.0mmくらいになりました。 このまま完成でも良いくらいバランスが良くなりました。

弦高を上げた


確認【ミュージックランダー型ギターの組み込み-4】

ネックをはめてみました。

ネックをはめてみた

センターをきちっと出してみないとまだ分かりませんが6弦側の側面に薄く板を貼ることになりそうな感じです。

少し埋めることになりそう

ハムはダイレクトマウントにしたいということなので、キャビティを一部埋めます。 1/2インチのドリルビットがピッタリはまるので、インチ規格のルータービットで掘ったようですね。 ということは円いところが直径12.7ミリくらいであることを想定して埋木を作っていけば良さそうですね。

1/2インチで掘ったっぽい


ロッドを回してみた【00-15 Mのフレット交換-1】

マーティンのフレット交換をします。 BUMP OF CHICKENがお好きなようでたくさんステッカーが貼られています。 ネックが逆反っていたのでトラスロッドを緩めてみました。 ちゃんと効いているようです。

ロッドを回してみた

ハイフレットがペタペタに削られているので、そろそろいうことでフレットを交換します。 ナットはSonicのOB-04という大きいサイズの物を使います。 マーティンはギブソン用ナットだと厚みが足りません。

ノイズが多いことが気になっているとのことなので、サドルの下に銅箔シートを貼って、プリアンプのアース端子まで弦アースをつなぐことになりました。