ご要望の整理【ミディアムスケールストラトのネックオーバーホール-1】

フェンダージャパン製、ミディアムスケールのストラトです。

ミディアムスケールのストラト

フレットが減ってきたので交換したいとのことです。 指板Rは10インチ付近。これよりフラットになると弾きにくく感じるそうなので指板Rを崩さないように研磨します。

フレットはジェスカーの#51108のニッケルシルバーに交換します。

フレットを交換する

トレモロはほぼ使わないそうですが意図せず微妙にフローティングになっています。

微妙なセッティングになっている

ダウンオンリーで良いとのことなのでさっそく調整しておきました。

ダウンオンリーにすることになった

1弦のバネの長さがたりていませんが6弦のバネは切らないとサドルがさがらないかもしれません。

バネが入れ替わっている?

中古屋さんが分解清掃して間違えて取り付けた可能性もあります。 こんなところまで掃除してから販売しているなら丁寧な楽器屋さんだなぁと感心しました。


フェンダージャパンストラトのネック診断

もう1本、別のストラトのフレット交換でお越し頂いたのですが、ビリ付きが気になるこのギターのネックの状態も診断しました。

フェンダージャパンのストラト

1弦側より6弦側の方が順反りが強く、ローポジションよりハイポジションの方がわずかに順反りが強いので、トラスロッドを締め込むと1弦側のローポジションがビリつきます。

ネックの状態

フレットのすり合わせや、フレット交換時の指板研磨でこれらを整えれば、全体の直線性が良くなります。 取りあえず少しロッドを緩めておきました。


JBの定期メンテナンス

よく桜が散るころにネック調整などをしているJBなのですが、季節の進みが早いという理由で今年はいつもより早めにお持ち頂いたようです。

JBのメンテナンス

ネック調整、フレットクリーニング、弦高、オクターブチューニング、ナットの追いグリス、などなど一通りのことをやったのですが、ジャックの導通が不安定なので最後にジャック交換をしました。

ジャック交換

問題のない楽器になったと思います。


プリアンプ基板の製作【初期型スティングレイ・プリアンプのレプリカを初期型スティングレイに登載する-2】

生基板をカットして・・・

プリアンプ基板のカット

穴あけして、レジストペンでパターンを描きます。 エッチング液に付けると基板が出来上がります。

穴あけ

部品を取り付けました。 初期型スティングレイに登載されていたプリアンプと定数が同じで、部材だけ現代の信頼できるオーディオグレードのものになったプリアンプです。

容量性負荷発振を防ぐ目的でのちのち追加された経緯がある出力保護抵抗は、パターン側にさりげなくチップ部品で取り付けてあります。

基板が完成

ICを差し込んで電線を出せば完成ですがここで止めておきます。

コントロールパネルに前の持ち主がLEDを取り付けているそうです。 その穴を利用してプリアンプのオンオフスイッチを取り付けられないかという計画があるらしいので、スイッチの位置を見てから電線の長さを決めましょう。