新たな問題が発見される【ブラック フェンダー5弦ベースのノイズ処理-6】

リアピックアップのキャビティから引っ張ったアース線をアルミシートにつなぎました。  アルミシートは半分に折り返してあって壁面の導電塗料にも導通しています。

これでフタをすればコントロールパネルと導電塗料とピックガードの裏側がつながってノイズがシールドされます。

アースをつなぐ

ポットが回転してしまったときにショートしないように絶縁紙を張っておきます。

絶縁紙を入れた

これで音出ししています。 ブーというノイズは消えましたが、まだなにかジーというノイズが聞こえます。

ここで気が付いたのですが、ポールピースを触ると大きなノイズが出ます。 弦アースに触った状態だと少し減りますが、それでもかなり残ります。

ポールピースを触るとノイズが出る

ネットで画像検索した感じではこのピックアップはもともとこういうふうに線が出ているみたいです↓ ヘッド側が緑で・・・

いかにも緑がアースにつながっていたっぽい写真も出てきます↓

緑がアースっぽい

このベースは配線を交換してありますが、ヘッド側が白になっています。

ヘッド側が白になっている

双方のピックアップの白がGND(グラウンド)と書かれたところにつながっています。 合っていそうですね。

正しいように見える

1「もともとこういう仕様である」説

2「ネットの写真も間違っていて白と赤がアース」説

3「カバーに導電塗料を塗ってアースにつなぐために配線を交換する際に、どこかを壊してしまっている」説

どれでしょうかね。


ハムバッカーの配線を交換する【Sonic SCタイプのフレットすり合わせ-3】

リアピックアップを外しました。

リアのハムバッカーを外した

ワックスで固まっているので、エンボスヒーターで温めながら分解していきます。

ハムバッカーの分解

4芯線を交換しました。

隙間からワックスを流し込んでおきました。

ワックスを流し込んだ

配線を戻していきます。

配線を戻す

弦を張った状態で一晩置いておいてからフレットをもう少し削ります。

弦を張っておく


ピックアップについて【ブラック フェンダー5弦ベースのノイズ処理-5】

リアピックアップです。 カバーの裏側に塗られた導電塗料に銅箔テープからアース線が出ています。

リアピックアップ

半透明のテープはフェンダーが貼ったものでしょうか。 白いテープが剥がれてカバーがはずれて、アース線が断線しています。

テープ

カバーをしっかり貼り付けるためにはクッションはボディ側に貼るのが良いのではないかと思います。 

断線したアース線は根元で切れていて使うのは困難です。 そもそも外れていても、フロントとリアでノイズの量は変わりませんでした。 おそらくスタックコイルがノイズを充分にキャンセルしているからだと思われます。

クッションはボディに貼るべきかも

カバーに塗られた導電塗料の抵抗値を測ります。 300Ωに近いところもあって、2度塗りしたときにくらべてひと桁大きいです。 ただ、2度塗りするとカバーにピックアップが入らなくなったり、ピックアップがキャビティに入らなくなったりするのだと思います。

導電塗料の抵抗値

実際に今回、外来ノイズが多いという理由で持ってきていただいているので、おそらくコントロールキャビティからのノイズ侵入が原因だと思いますし、ピックガード裏側の金属面がアースされていないことによってアンテナになってしまっていることも問題です。

というわけで、ここは無理して大がかりな修理をしても効果が無いと判断します。 アースにつながっていないならアンテナになるだけですので導電塗料は拭き取りました。

導電塗料を拭き取った