ご要望の整理【白いレスポールジュニアの部品交換-1】

ホワイトのJrをお預かりしました。

レスポールジュニア

ブリッジ交換します。 高さを固定するパーツもお送り頂いたので上手く付くようなら弦高も固定する方向で進めます。

ブリッジ類

ペグはブッシュがナットになっているものが付いています。

ペグ部分

ここをコンバージョンブッシュを使って通常のクルーソンに交換します。 コンバージョンブッシュがすんなり付いてくれると良いですね。

ペグ一式

ペグの方から見ていきましょう。


国産仕様ピックアップを分解してみた【o+asis(otasis)のNaridy Bellさんの本国仕様BURNSのメンテナンス-11】

国産仕様の方のピックアップカバーを外しました。 接着されていたのでグイッと剥がしました。

カバーを外してみた

英国仕様の方に付いていたカバーを乗せてみました。 このままでも悪くないですが、黒いテープなどでポールピースを隠せば元の感じになりそうですね。

カバーに入った

ネジ穴の間隔が微妙に違いますが、ピックガードの穴を拡げれば対応できそうです。 ナベネジの頭が大きいので隠れるのではないでしょうか。

ネジ穴

右側のネジに変わります↓

ネジが違う

ピックガードに付けた状態でどうなるのかはまだ分かりませんが、ピックアップ単体ならキャビティにもはまりました。

キャビティに収まった

これなら日英の良いところ取りをするのが良さそうですね。


国産使用ピックアップに交換したい【o+asis(otasis)のNaridy Bellさんの本国仕様BURNSのメンテナンス-10】

ピックアップカバーを外してみたいのでピックガードを外しました。

ピックガードを外した

カバーを取ってみます。 ポールピースのように見えていた黒いものは樹脂シートでした。

カバーを外してみる

音叉を使ってどこからどこまで音が出るか調べます。 マグネットに鉄製のものを置いて磁界を拡げた場合には、全体の音量は少し下がりますがコイルの端から端まで音が出るようになります。 日本仕様のベースからピックアップを移植できない場合はこういう改造を考えましょう。

音叉で音量を調べる

内寸を測りました。 国内仕様ベースからピックアップを移植しても、このカバーを使うことができそうな気がします。

内寸

ちなみに中国製のコピーピックアップとして流通しているものがこれと全く同じではないかということが、オーナー様の調べで分かりました。 最悪の場合、改造中に壊してしまってもリカバリーが効くという意味では良いことです。

内寸

と言っていたら、国内仕様ピックガードを外して持ってきてもらえました。 結構ボディサイズが違いますね。 これを並べて見比べることができる機会はめったにありませんね。

2種類並べてみる

英国仕様PUは磁界が狭いですが・・・

英国仕様PU

国内仕様の方は広いです。 こっちは実際にライブでも弾いて良い音がしていたということなのでこのピックアップを移植する方向で進めていきましょう。

日本仕様PU

キャビティの大きさはかなりギリギリで、あちこち引っかかりそうです。

キャビティはギリギリ入らなさそう

トリマーのベアリングビットを使って、ベアリングと刃の間に1mm差を付けてあげることで、全体を1mm掘り広げればスポッと入りそうな気がします。

国産仕様ピックアップの細かい寸法を見ていきましょう。