仕上げ【ドットバインディングのブラックJBの組み込み-15】

弦を張って様子を見ていたJBです。 ほぼ落ち着いたと思って良いでしょう。

ネックが落ち着いた

少しすり合わせを修正しました。

すり合わせを修正

一部の配線に凡ミスがあったので修正しました(苦笑)

配線を修正

フレットを磨いて仕上げました。 ピカピカです。

フレットがピカピカになった

これで完成で良いでしょう。 あとは好みで調整するくらいです。

完成


リアピックアップのキャビティを掘る【2TSBのPBの組み込み-9】

リアJのキャビティを掘っていきましょう。 まずは位置を決めて角をドリルで加工します。

位置決め

4カ所、突きました。

角を決める

1対1のテンプレートを貼り付けます。

リアJのテンプレート

ベアリングビットで加工します。 掃除したばかりの集塵機がよく吸います。

ルーティング

ピックガードの加工に続きます。 トラスロッドの調整をするための溝を作ります。

トラスロッド調整溝を付けた

ピックアップの穴が狭いという問題もここで解決しましょう。 流通しているほとんどのPB用ガードはこの穴が小さいですね。

穴が1弦側にズレています。 これは組み込みの過程で私がセンターと決めたところがピックガードのセンターと微妙にズレているというのもありますが、型が違うというのもあるのでしょう。

1弦側に穴がずれている

拡げる過程で4弦側へ戻せるだけ戻しましょう。

テンプレートを貼った

角は手加工してカバーが通るようになりました。

ピックアップが入った

もう少し緩めでも良いくらいですね。 ここはキチキチにしすぎて良いことがあるわけではないでしょう。


ピックガードの取り付け【2TSBのPBの組み込み-8】

ピックガードです。

ピックガード

PBにありがちなのですが、ピックアップが通りません。 縦も横も耳も全部通りません。 そうなるとセンターも水平垂直もなにもないただの似た穴ですね。 好きなように拡げるしかないです。

ピックアップが入らない

ということでガードの取りつけが先です。 外周がきれいにそろうところを探すとここです。 ネックポケット部分は4弦側がピッタリで、1弦側に隙間を空けます。 これも良く有る形です。

幅をそろえる

この時にガードの垂直が出ているかとか、リアピックアップと平行かどうかとかが気になります。

ピックアップと平行になって欲しい

また、ボディに付いた瞬間から、ボディのセンターがガードのセンターになりますから、そこからピックアップの穴を加工し直すことになります。 しかし目で見て分かるくらいガードの穴が小さいですね。

位置決め

ネジ穴をあけました。

ピックガードが付いた

ここからお直ししていきましょう。


ペグの取り付け【2TSBのPBの組み込み-6】

ネックポケットを合わせました。

ネックポケットの加工の加工

別々の工場で作ったボディとネックらしいので、Rが合っていません。

Rが違う

ピックガードのポケットの方がボディより広いです。 今回は塗装済みで持ち込んでもらったボディネックとパーツで組んでいるので、ある程度は目をつぶって組み上げる方針でいきましょう。

幅が足りない

ペグのネジ穴をあけているところ。

ペグのネジ穴をあける

60年代風のこのペグが付きます。

ペグの取り付け

上手く付いたので動きも快調です。