段ボール製簡易塗装ブースVer2の製作

ベースの木工が上がってきたのでボディ塗装ができるように段ボール製簡易塗装ブースの拡張を進めます。

まず窓換気扇のセンターを段ボールに写し取るために画鋲を取り付けました。 これでエイヤッと段ボールに突き刺します。

換気扇のセンター出し

出したセンターからコンパスで円を描いてカッターで切り抜きましょう。

段ボールの穴開け

この穴が100均の換気扇フィルターに対応しています。 不要になったときにバラして捨てられるのが段ボールブースの良いところなのでマスキングテープで簡単にとめてあります。

換気扇フィルターの取り付け

水槽用のフィルターを薄くさいて貼り付けました。 実際使うときはこの左右にベニヤ薄板を延長してさらに塗料の飛散を防止しようと思います。

簡易塗装ブースVer2の完成

乾燥中にホコリが入っても問題ないようなレリック塗装ならこれで吹けると思います。


ニトロセルロース・ラッカーのスプレーを発見しました。

100円ショップのキャンドゥに売られているラッカースプレーです。

ニトロセルロースとアルキドだけのラッカースプレーです。 最近はラッカースプレーも品質が上がっていてアクリル成分のものが増えていて、こういうアクリルを含まないスプレーがなかなかないです。

キャンドゥのニトロセルロースラッカー

見る人によっては経年変化しやすい低価格低品質商品なのかもしれませんが、ギターのDIYをしている人には嬉しいですね。

ただこのミニ缶には70mLしか入っていないので大量に購入する必要がありますね。

 


ベースのボディを吹きたい!【簡易塗装ブースのバージョンアップ計画-1】

塗装ブースがあっても、ホコリが舞わない乾燥室がないときれいにボディを塗装することができないので、普段はお付き合いのある専門の塗装職人さんにお願いしています。

ですが、レリック加工のベースを2本製作する予定がありまして、吹き付ける工程を特別な手順にしたほうがいいのでは?と思いついたところで、自分で吹くことを思い立ちました。

というわけでホームセンターで一番大きな段ボールを2枚購入してきました。 とにかくでかい!ちょっと邪魔です(笑)

段ボール特大

ちなみに初号機はこんな感じでした。引っ越しの段ボールを切り抜いて作ったもの。 もう1年半も前ですか。 缶スプレーで小物を吹くならこれで十分使えましたよ。 何ごともやってみないと分からないものです。

初代簡易塗装ブース

さあ、さっそく組み立てていきましょう。今回は2個縦に連結して大きくしますよ。 こういう工作時にガッツリと太めに線を引くために「プレスマン」という、昔の新聞記者が速記文字を書いていたシャープペンを持っています。 棚とか作るときに便利でしたよ。

組み立て

枠を30ミリ残して切り欠いていきます。

切り込みを入れる

合体したところがこちら!

積み上げ

次は奥に円い穴をあけて換気扇に直結しつつフィルターを付けます。


いよいよ組み込み!【Baritone Boxを作ろう-4】

キャパシタの足をつないでいきます。これがインダクタに入ります。

バリトーンスイッチの組み込み

ちょっとインダクタが窮屈ですね。磁界が干渉すると思われるので、気になる人はもっと大きなケースで作っても良いでしょう。

500mHのインダクタどうしを直列に3個つないで1.5Hとしました。 その先はグラウンドに落ちています。あとはジャックのアース端子どうしをスズメッキ線でショートして、インとアウトのホットを結線したら完成です。

バリトーン組み込み完了

チキンヘッドノブを付けてみました。

Baritone Box1

バリトーンスイッチは無電源なのでモノラルジャックが2個付いているだけです。

Baritone Box2

DYMOを購入したのでBARITONE BOXと表記してみました。

DYMOで印字してみた

お客さんがボードに組みこんだら動画撮らせてもらいます。

 

「コレ欲しい!」という方がもしおられましたら製作いたしますのでご連絡下さい。お問い合わせフォームはこちら。

 

 


スイッチ周りの配線【Baritone Boxを作ろう-3】

100kΩを取り付けます。ロータリースイッチのコモン端子を利用しています。右上の線はそのまま曲げてバリトーンをスルーする端子への配線として使います。反対側のコモンから余った線は反時計回りに曲げて10MΩ抵抗が各端子から立ち上がってきたときにハンダ付けする場所として確保しました。

100kΩ

次に5本ある10MΩ抵抗を取り付ける下準備です。こんな感じに曲げました。

10MΩ

先ほどの100kΩ抵抗の足に付けていきます。

10MΩの取り付け

その10MΩの抵抗器の根元にあたるハンダ付け端子から外へキャパシタを展開していきます。このキャパシタの足が合流してインダクタに入ります。

キャパシタ各種の取り付け

ハンダ付け初心者には、この立体配線がちょっと難しいかもしれません。ここまで来ればほとんどできあがったようなものです。