ブリッジを改造【Phantomのマンドギターの修理-3】

6弦のオクターブチューニングが合っていなかったので、サドルを後ろに下げます。 バネが押しつぶされて限界だったので、ハムバッカーのつり下げスプリングをカットして取り付けてみました。。

サドルのバネを改造

弦を張りました。

弦を張ってみた

なかなか良さそうですね。 チューニングをどうするかお客さまに聞いてみましょう。


ペグ交換【Greco TB-1100のオーバーホール-4】

ギアがガコガコするペグを取り外して、新しいペグに交換します。

ペグを外した

ブッシュを抜きました。

ブッシュを抜く

新しいペグのナットは16ミリ径。 穴を拡げるのですが、そのために深さを測ります。

ブッシュナットの深さを測る

刃物が入っていきやすいように面取りしました。 トップの突き板がはがれてきたらやっかいだからです。

面取り

作業テーブルに固定して穴を拡げる加工をしていきます。

ペグ穴を拡げる

加工が完了したところです。

ペグ穴加工が完了

ネジ穴を全て埋めましょう。

ネジ穴を埋めた

次はネジ穴をあけるところからです。


内部配線の確認【Ibanezのベースのプリアンプ修理-1】

プリアンプの調子が悪いアイバニーズのベースです。

Ibanezのベース

あちこちバリバリ言います。 ボリュームが特にひどいですね。

各電子部品のノイズがひどい

ポットの抵抗値や形状、電気的な使われ方を確認していきます。 これは珍しい回路です。 本当にコイルを使ったグラフィックイコライザーが入っていました。

右に見える緑色の部品がコンデンサでその横にある黒い筒がコイルです。 下にもうひと組見えますが、そちらは容量の大きい電解コンデンサです。 右がトレブル、下がベースですね。

ポットの値などを確認

おそらく回路図はこんな感じでしょう。 左からピックアップ、バランサー、バッファーアンプ、ゲインアンプ部分にコイルとコンデンサがふた組、最後にマスターボリュームです。

プリアンプの回路図を予想

赤いところが劣化した部品です。 久しぶりに筆ペンで回路図を描きました。


Power Distributorの製作

以前、モントルーから販売されていたEarly Birdブランドのパワーサプライが欲しいという方からご注文いただきました。

1台、同じ仕様のものを製作します。 部品を並べてみました。

Power Distributorの部品

ケースの穴あけ加工をしたところ。

ケース加工

基板の製作です。

基板の穴あけ

組み込みました。

組み込み

ACアダプターを仕入れてチェックしましょう。