改造方針を打ち合わせ【 白いSQUIERの改造-1】

世にも珍しい柾目ネックのスクワイヤーをお預かりしました。 超絶にハイファイな楽器にカスタムしようという企画です。 すでにブリッジやピックアップが交換されているようです。

 SQUIER(スクワイア/スクワイヤー)のベース

ジラウドのオンボードタイプのプリアンプをアウトボード化したものを、オンボード化しようという、なにを言っているのか分からないことをします(笑)

ジラウドのプリアンプ

バッテリーの取り付け方や、半固定抵抗のセッティングなど、時間をかけて御相談しました。


調整【GUITAR VIOLENCEのフレットレスの配線改造-10】

スタックノブが届いたので取り付けました。 いろいろ調整できるところを調整していきます。

最終調整

これは良い音のするベースですね。 ピックアップとプリアンプの個性がマッチしています。

BirdcageオリジナルプリアンプBCP-2M(ハイミッドとローミッドの2バンドモデル)はフレットレスベースとの相性がものすごく良いベース内蔵型プリアンプです。

「あ~そこをいじりたい(笑)」となる帯域に効いてくれます。 もともとはプレベにのせて、ブースト時に「ゲロンゲロン」とした下品な音を出せるようにと考えて作ったのですが、フレットレスベースにのせるプリアンプとしてもオススメできます。

ドンシャリ系のプリアンプでは出せないニュアンスがありますね。


配線が完成【GUITAR VIOLENCEのフレットレスの配線改造-9】

ピックアップをボディに取り付けます。

ピックアップを取り付ける

キャパシターはお客さまの持ちこみです。 付けるスペースがボリュームの上しかなくて、あちこちから線を引っ張る必要があったので、1L2Pのラグを使いました。

キャパシターの取り付け

コントロールアッセンブリーをボディ側の配線とつなぎます。

ボディ側の配線とつなぐ

音出しチェックです。 鉄製の工具でポールピースを叩いてチェックするのですが、この段階でいい感じなのが分かりました。

音出しチェック

ボディ側にあいているジョイントビスの穴がキツイです。 ここにネジが効く必要はないので少し拡げましょう。

ボディ側のジョイントのネジ穴がせまい

ブリッジ側のブッシュが外れているのは、バッテリーボックスのルーティングのためにテンプレートをはり付ける時に邪魔だったからです。

少し拡げた

ここにきて気が付いたのですが、スタックポットのノブがありません。

ノブがない

これを取り寄せましょう。 ノブを取り付けて弦を交換したら完成です。