全体をチェック【トーカイのレスポールスペシャル(ブルーバースト)にフルアップポットを登載するー1】

トーカイのスペシャルタイプをお預かりしました。

TOKAIの

Sonicのフルアップポットに交換します。 ノブはミリのローレット(ギザギザ)が付いたものですが、穴は3/8インチ用の穴があいているようです。

フルアップボリュームFV-22なら500kΩでローレットはミリでインチ用のアダプターリングが付いているのでぴったり合いそうです。 トーンの方はFT-11にすれば250kでローレットはミリ、そこにアダプターリングを追加すればインチ用の穴に合わせられます。

フルアップトーンの場合、フルにすれば250kΩではなく無限大Ωですから、P-90の場合は250kΩを付けることにしています。

3/8インチの穴があいている

元の配線はこんな感じ。 導電塗料が塗られています。 抵抗値も十分低いので塗り足す必要はありません。 ポットを締め付けることで導電塗料にアースをつないであるので、念のためラグを打っておいても良いと思います。

配線部分

トグルスイッチは国産の物が付いています。 切り替えるときにパチパチいっています。

切り替えるとパチパチいうトグルスイッチ

もしかすると接点を磨いたら良くなったりするのかも知れませんが、ここの配線はコントロール側のハンダ付けを外してからになるので、付けたり外したりしながらの音出しチェックは大変手間がかかります。 間にピックアップの付け外しがありますので・・・。 スイッチクラフト製のものに交換してしまいましょう。


蓄光サイドポジションマーク【グレコTB-400の修理-6】

サイドマーカーが小さすぎてみにくいとのことなので、縁取り付きの蓄光マーカーに変えましょう。

蓄光マーカーのサンプル

サンプルにひとつ乗せてみました。

ネックの塗装をロゴのある面以外塗り直すことになっているので、市販のルミンレイを付けてみるのがいいかもしれません。


フレットを抜いた【グレコTB-400の修理-5】

フレットがそろそろ届くようなので指板を整えておきましょう。 まずはフレットを抜きました。

フレットを抜いた

フレット溝を補修しておきます。

指板を研磨する

一度弦を張って指板の凹凸を確認します。

指板を研磨する

裏側も塗装を落としてサテンにするということになっているので、ペグの交換も先にやってから塗装屋さんにお願いしようと思います。