ジャックのチェック【ヤマハBB1024のジャック交換ー1】

BBをお預かりしました。 プラグを動かすとジャックの接触が悪くて音が出なくなったりします。

BB1024

こういうビルトインジャックって、調子が悪くなりにくい印象があるのですが、これは交換した方が良さそうなコンディションです。

こういうジャックは中に3つの接点があるはずで、いわゆる普通によく使われているスイッチクラフトのもの(チップ端子はバネ式で、スリーブ端子は筒の内側に押し当てられているだけの構造の物)なんかに比べるとしっかり接触することが多いので珍しいですね。

ジャックがおかしい

モントルー社が扱っているものの寸法を確認して注文しておきました。


外来ノイズのシールド【グレコTB-400の修理-3】

ネジを交換するので、ネジ穴も一度埋めることにしました。 1弦側は過去にも抜けていたようで、ネジ穴らしき物が3個もありました。

ネジ穴を埋める

キャビティ内に入り込んだコンパウンドを取り除きました。

キャビティの清掃

導電塗料を塗っていきます。

導電塗料を塗った

ピックガードにはアルミシートを貼っておきましょう。

アルミシートを貼る

先に配線を直してしまいます。


下地材を買った

アクリル画用のボードって、表面に模様(テクスチャとか言うのでしょうか?)が付いているのですが、それがあまり好きな感じではないのでどうしようかと思っていました。

下地材を買った

MDF合板に下地材を塗るだけで自作できて、しかも表面を研磨すればある程度平らにもできることが分かりました。 次からはこれを使います。


チューニングのために、とりあえず音が出るようにした【グレコTB-400の修理-2】

ネックポケット部分です。 ボディ側に空いたネックジョイントネジの穴がせまくてネジが引っかかっているので、適切に拡げました。

ネックポケット部分

ブリッジを交換することになっているので、オクターブの位置を確認しておきたいです。

ブリッジ部分

チューナーをつないでも反応がありません。 アンプからはブーーッと音がするので開けて確認しますピックアップのホットと弦アースが断線していました。

2カ所の断線が見つかる

あと、ピックアップの高さ調整をしようとするとネジの長さが足りないようです。 ここはネジ穴を埋めて長いものに交換しましょう。

ネジが短い

取りあえず音が出るようにしました。

取りあえず音が出るようにする