テレキャスターのフレットすり合わせ

チョーキング時にビリ付きが気になるというテレキャスターです。 弦高を下げすぎていると思います。 フェンダーは指板Rがきついので1弦12フレットで1.4mmくらいまで弦高を上げないとチョーキングできないことが多いです。 

テレキャスター

大まかに調整しました。 やはり1.4mmくらいに境目があるように見えます。

大まかに調整した

フレットのすり合わせもすることになっています。 全体を大まかに削ったあと、弦を張ったまま、演奏時の角度に抱えて直線が出ているか確認しながら部分的なすり合わせをします。 こうすれば機械を使わなくても精度が出せます。

フレットのすり合わせ

弦の角度を気にしているのかリテーナーが浮いています。 これをすると弦の張力が変わる度にシーソーみたいになってチューニングが安定しません。

1・2弦のリテーナーが浮いている

2mmくらいのスペーサーを作ってあげると良いかもしれませんね。