レリックにも合うビンテージ風ジャズベースピックガードを作ります

モントルー製のリアルセルロイドピックガードのエッジを磨いてビンテージ系ジャズベースに似合うピックガードにします。

仕入れたのはこちら。 レリックではないバージョンです。

リアルセルロイドピックガード

外周をとがらせていきます。 もとは45度で面取りしてあるのですがもっと鋭角にした方が格好良くなります。 30度くらいでしょうか。 Lumtricで働いていたころ、工業高校卒のアシスタントくんに「45度以外は面取りとは呼びません」と、用語について精密なツッコミを受けたことを思いだしました(笑)

外周の加工

サンドペーパーで細かい番手まで磨いてさらにコンパウンドで手磨きしました。 これでベースが見違えるくらい格好良くなるので不思議ですね。 装着したところを見てみたいです。

研磨完了

以前に掲載した同じ下項の写真はこちらからご覧頂けます。  同じ加工をしたものが欲しい方はこちらのメールフォームからお問い合わせ下さい☆


配線作業【フットコントロールを作ろう-3】

配線を進めます。 こちらはボリューム。 合成インピーダンスが下がりにくいように500kΩにしました。

チューナーアウトがつながりっぱなしだとチューナーの入力インピーダンスまで並列合成されてしまうのでミニスイッチが付いています。

フットボリュームペダルの配線

こちらはトーンペダルです。 ハムバッカーやシングルコイルなど、幅広く使えるように0.022μFと0.047μFを切り替えるスイッチが付いています。

フットトーンペダルの配線

スプリットシャフトだったので1.5ミリの塩ビ板をはさみました。 ノブがケースに干渉していたので、0.5ミリの突き板を6Φのポンチで突いてチップを作り、ノブとポットの軸の間に入れてみました。 非常にスムーズに回っています。

ノブの取り付け

いろいろつないでみて使い心地に問題がないか調べたらお客さまにご連絡しましょう。


パワーディストリビューターのバージョン2を作りたい

モントルーのアーリーバードブランドについて、一部の商品で設計や組み立ててお手伝いをしているのですが、今年はパワーディストリビューターのバージョン2を作りたいと思っています。

現状バージョン1では9.8ボルトを7箇所取り出せるのですが、その内1カ所を18ボルトにしたいと思っています。

9.8Vの出力をボルテージダブラICに入れて19.6Vにして出力してあげれるように試作します。

電圧を2倍にするIC

今でもギュウギュウなのですが基板パターンを裏表にしてバージョン1の電源ICを逆方向に曲げればそのスペースが空くはずなのでそこに部品を増設できないか検討します。

バージョン1の中身

ボルテージダブラICのデータシート上では出力電流が増えるほどに電圧が下がるように読めるので、ダミー抵抗でたくさん電流を取り出してみて、いったい何mA取り出したら18Vを下回るのか検証しようと思います。

ダミーロード