感光基板をエッチング

パワーサプライを製作するために基板を作りました。 感光基板のエッチングが終わったところがこちら。

感光基板

付属のデータシートのグラフには露光時間は2~3分で良いように書いてありますが、実際にそうすると端の方に露光漏れができたりします。

パワーディストリビューターの組み込み

全体3分、右1/3に3分、真ん中1/3に3分、左1/3に3分合計12分くらい露光しています。 フィルムの遮光性も良いですし、パターンも太いのでこれくらいしっかり露光した方が端から端まで歩留まり良く完璧な基板ができますね。

 


今度こそ完成【初期型スティングレイのプリアンプの製作-6】

バッテリースナップを薄めのものに交換しました。

バッテリースナップを交換した

これで裏蓋が閉じるようになりました。 これで完成ですね。

スラップが気持ちいいワイドレンジなドンシャリを作ることができます。 一時期のYMOサウンドにも良いみたいですよ。

同じものが欲しいという方がおられましたら、上のお問い合わせフォームからご連絡下さい。 あと一個分の材料は確保してあります☆


ほぼ完成【初期型スティングレイのプリアンプの製作-5】

回路図と実物を見比べて問題がないかチェックしてから電源を入れてみました。 無事に動作しました。

音だしができた

こうして見比べてみるとわかりやすいですかね。 中身の基板は初期型スティングレイに入っていた基板のレプリカになっています。

薄く平べったいのはセラミックコンデンサ。 丸っこいのはタンタル電界コンデンサです。 抵抗もカーボンで材質を合わせてあります。 ICも同じ型番のものを使用しています。

レプリカ基板が入っている

イコライザとボリュームを行ったり来たりする白い線を1本省略しました。

ひとつだけ問題があって、バッテリースナップが大きくてふたが閉まりません(笑)違う種類のものを買ってきます。 それに交換したら完成ですね。

コントロールはトレブル&ベースのブーストカットとボリュームです。 かなり周波数的には外側なのでパキッとしたドンシャリを作るのに向いていますね。 大人なベースラインが似合いそうです。


ケースに組み込みます【初期型スティングレイのプリアンプの製作-4】

ケースの穴開け加工がすんで部品を取り付けました。

ケース加工がすんだところ

配線をしたところがこちら。 初期型スティングレイに載っていた2バンドプリアンプのレプリカ基板がケースに入っています。

配線をすませた

元の基板はスイッチで回路をバイパスすることを前提に作られていません。 なので入力のコンデンサを充電する音がバンバンならないように、抵抗を足してみました。

入力に抵抗を追加

どのくらい効果があるのかどうか鳴らしてみましょう☆


基板が完成【初期型スティングレイのプリアンプの製作-3】

出力保護の1kΩは途中から追加採用された経緯があるようです。 見た目は初期型を目指しているのでコッソリ裏側にチップ抵抗で入れてあります。 仮に出力がアースにショートしてもオペアンプが燃え尽きることはありません。

というより、シールドの線間容量で高域が事実上ショートになるので、オペアンプが容量性負荷発振しないように入れておいた方が良い抵抗です。470Ωとかもよく使われます。 エフェクターにもよく使われる072が容量性負荷で発振しやすいみたいです。

1kの抵抗が隠されている

基板ができあがりました。 基板パターンの寸法だけでなく、カーボン抵抗、タンタル電解、セラミックコンデンサ、オペアンプ型番まで材質を全て初期型スティングレイのプリアンプ(2バンド)に合わせて作ってあるレプリカ基板です。

基板の完成

ケースの加工をしていきます。

ケース加工