シールド屋さんの年の瀬

シールドを4本作ります。 4.5mのLーストレートが2本と、1メートルのL-ストレートも2本。

4.5mの方はプラグがノイトリックで、1mの方はスイッチクラフトです。 線材はどちらもベルデン#8412。 中の2芯を両方ホットにして、網線をコールド&アース共通にします。

2芯をホットとコールドに分けて、網線を片側アースにしてシールド専用にするというのが一般的かと思いますが、上記の方法が音が良いというミュージシャンも多くいます。

さて、1mの物差しを持ってきたのですが、机がピッタリ1mであることに気が付きました(笑)

シールドケーブルを作る準備

先にもろもろの部材をケーブルに通します。 これを忘れるとやり直しになりますね。

先にいろいろ通しておく

皮膜をむくと網線が出てきます。

線をむく

違う線の写真に変わってしまっていますが、こんな感じにほぐします。

網線をほどく

で、網線をまとめてハンダ付け。 今回は白黒は同じところにつなぎます。

線をまとめる

できあがったのはこんな感じ。

できあがり

市販になかなかないコンマ何メートルきざみとか、偶数メートルのケーブルなど、御相談下さい。


ストラトの配線をする

ストラトのアッセンブリーを作るのですが、今回はピックアップから作ります。

ボビンを組む

コイルを巻いて

コイルを巻く

ハウリング防止のためにワックスポッティングします。

ワックスポッティングをする

ピックアップを着磁します。

着磁する

ピックガードに付く部品たちです。

アッセンブリーの部品

コントロールの配線から進めます。

コントロールを配線する

そこにピックアップをつないで完成です。

ピックアップの配線

 


Power Distributorを作る

お客さまからご注文頂いたのでパワーサプライを作ります。 かつてモントルーから販売されていたアーリーバードのパワーディストリビューターです。

設計と製作にたずさわっていたので、モントルーからの販売は終了になりましたが、個別にご要望があれば部品がある限りお作りしています。

穴位置決め

穴あけがすんだところ。

穴あけ

基板を作ります。

基板作り

配線をしてきます。

配線

組み上がったところがこちら。

完成

電源アダプターをつないでチェックしましょう。

チェックする

新品の電池を模して9.8ボルト出るようになっています。 この電圧を高めにしておくという仕様はモントルーさんが決めたのですが、プロのミュージシャンの方々にも好評です。