自作The Chipを登載【The chipで歪みエフェクターを作る-8】

部品を一部外して自作したThe Chipをのせました。 建て増しで基板が2階建てになりました(笑)

基板が2階建てになった

アンラッチスイッチを使って、踏んでいるときだけトレブルブースターが効くようになっているのですが、自作した方のThe Chipをトレブルブースター側に、本物のThe Chipを歪みを作るためのメインのゲインにしました。

自作The Chipをトラブルブースターにする

音を出してみたのですが、本物の方がゲインが低くてイマイチです。 トレブルブースターはそこまでゲインがいらない感じなので入れ替えます。 あと、ゲルマニウムダイオードはファズっぽくなるので、シリコンダイオードに変えました。

なにやら配線がたくさんで大変なことになってきています。

メインのゲインとトレブルブースターを入れ替える

FETを2個しか使っていない回路なので、オペアンプで作ったディストーションにくらべると全体的にゲインに余裕がないですね。もっと歪ませたいときには物足りないかもしれません。 ベースで使うようなのでこのくらいで使用範囲だとは思いますが。

一応完成しました

とは言え、オペアンプで上下対称にブーストしたものをダイオードクリッパーで上下非対称に歪ませるのと違って、トライオーダライザー化したFETのシングル増幅で上下非対称にするのも真空管アンプに構造が似ているというか、音にも風情があって良いように思います。


クリスマスは如何屋でカズフェスでした

西川口如何屋の入り口に、年中取りつけられたまま忘れ去られている電飾に通電してみました。

如何屋

ベースのカズさんからマスターにサプライズプレゼント。 マスターが歌える曲をコピーしてきて一発で合わせる人達。 急に歌っても声量がえげつないマスター。

如何屋 カズフェス

お誕生日月の人のためにチキンが登場。

如何屋

楽しい時間を有り難うございました。


【The chipで歪みエフェクターを作る-7】

The Chip一発だけで、メインのゲインと、トレブルブースターを担当するにはあまりにもゲインが足りません。

もうひとつ同じようなものが必要です。

ゲインが足りない

The Chipの回路図に似ていると思われるTC-3の資料があったので、それを元に基板を作ります。 今回はそれに抵抗をひとつ加えてFETを三極管特性に似せるカスタムもしてあります。

こういう透明な塩ビ板にテンプレートを作るとパターン側と部品側を見ることができて便利です。

The Chipの基板パターンを作る

基板に穴をあけて、レジストペン手描きしました。

パターンを描く

エッチング中。

基板のエッチング

できあがった基板です。

基板が完成

部品点数はそんなに多くありません。 こんな感じ。

トライオーダライザー化したThe Chipの完成

できるだけゲインの高いFETを使いました。