PBのナット交換

ナット溝が削れて低くなっているベースです。

ナットを外してみたら、溝の両端にだけローズの薄板が貼られていました。 中央付近は板がないので宙に浮いています。

ナット溝に薄板が張ってある

ナット溝にもアロンアルファが塗られていますね。

溝を横から見たところ

横から見た時にメイプルまで溝が到達していたからこうしたのでしょう。 メイプルに直接牛骨ナットが付いていても問題ないと思うのですが、どうせなら今回これを修理するにあたって、溝の端から端まで薄板を入れたいですね。


1弦が引っかかるピックアップ

1弦がフロントピックアップに引っかかるという現象の対策を施します。

ゴム足を半分に切ったものを1弦の下に貼る方法をよく見かけますが、今回は違う方法を試します。

まず段差を埋めるために分厚い両面テープを貼ります。 剥がすこともできるように黒いテープを下巻きしてあります。

粘着テープで段差を埋めた

塩ビの板を張り付けました。

塩ビ板を貼る

黒いテープで目立たなくしました。

テープで目立たなくする

あとはこれでどのくらい耐久性があるかですね。


ストラトのアッセンブリーを作る

50年代風ストラトのアッセンブリーを組みます。

まずは新品のピックアップカバーをレリック加工していきます。

新品のピックアップカバー

ピックアップカバーはこんな感じになりました。

レリック加工

50年代風の仕様でピックアップを巻いていきます。 フォームバー皮膜線を比較的少ないターン数でゆる手巻き。

ピックアップの製作

アッセンブリーの部品はこんな感じ。

アッセンブリー製作を開始

配線を済ませました。

アッセンブリーの完成

トラブルの少ないスッキリとした配線になりました。 配線のオーバーホールをしたい方はこちらのメールフォームからお問い合わせ下さい。 お待ちしております。


配線作業【フェンダージャパンJBネック交換-6】

アース周りの配線から始まります。 各キャビティに塗った導電塗料をアースにつなぐため、ブラスプレートにネジを打ってからつなぎ合わせました。

アース周りの配線

謎のラグが付いたリアピックアップのコールド線を交換します。 プラスティック製ボビンは熱で溶けるのであまり触りたくないですね。 ましてや巻き始め側はもし断線したらリカバーが効かないのでとてもリスキーな作業です。

ピックアップの配線

コントロールパネル側とボディ側の配線をつなぎました。

2V2TJB配線の完成

ちなみに元の配線はこんな感じでした。

元の配線

見比べるととてもスッキリしましたね。

やっと弦が張れました。

弦を張ってみた

やっぱりピックガードの角を尖らせるとカッコいいですね。 スタックノブになってビンテージベースの雰囲気が出ていますね。


ジェスカーフレットのサンプルネックを作る

塗装修正は簡易的に缶スプレーのウレタンニスにしました。 軽く研磨してフレットを打っていきます。

まずはフレット溝を補修します。 いろいろなフレットに対応する必要があるからです。

フレット溝を補修する

フレットによってタングの幅が違うので1本打つごとにサイトでスペックを確認して溝を作るという忙しい作業になります。

フレットを打つ

シールを貼りました。

ジェスカーフレットのサンプルネック

ヘッド側が細いフレット、11フレットはほぼ3ミリ幅あるスーパージャンボフレットです!