中央をもう少し逆反り方向へ曲げたいので2回目の加熱です。
月別アーカイブ: 2023年8月
ペグの分解清掃【白いフェンダーUSAのJBのペグ修理-1】
以前にもお預かりしたことがあるベースです。 2弦のペグが回らなくなってしまったそうです。
外してみます。 裏側に金属の粉末がたくさんついています。 ペグの素材そのものが摩擦で削れています。
分解洗浄してグリスを注したら動きました。 もうしばらくは使えそうな気がします。
他のペグもやっておきましょう。
ブッシュが浮いているのも気になります。 穴が広すぎるので張力で倒れ込まないように薄板を張って固定し直します。
ネックの順反りも大きいです。 弦を外してトラスロッドナットを緩めてこの隙間があります。
このネックは夏場は弦を緩めた方がいいですね。 木そのものが順反ろうとしている場合は、西日が入る部屋で温まっただけで順反りします。 そういうネックは夏場だけは弦を全緩めしても良いかもしれません。 トラスロッド調整を怠ってネックに順反りクセがついているだけならそこまでする必要はないです。 その判断ってむずかしいですけど。
ボディ側のジョイントねじ穴がきついので、2カ所をほんの少しだけ拡げました。
ゆっくり
修理【断線したJBピックアップの修理-2】
配線作業【ワーウィックのプリアンプ配線改造-2】
バランサーを撤去して、ラージヘッドのトグルスイッチを取り付けます。 ボディが平坦でないので安全を優先してテーパーリーマーで拡げました。
ピックアップのシールド線のむき方がきれいではなかったのでやり直しました。 コールドをボリュームの方向へ出しておきます。
スイッチの配線が終わりました。 ボリュームの背に1L1Pのラグ板を取り付けておきます。
基板の電源とキャビティがショートしないようにクッションを入れておきました。 裏蓋を開けるときにポットを外すことになるようなので、シールドを指したまま裏蓋を開けると電源のショートが起こる可能性がありました。
配線を戻していきます。
電源はラグ板の宙に浮いている方にまとめておきました。
断線を防止するために裏蓋に付いているポットに、ロックワッシャーを追加しました。
ノブを付けて完成です。
これで弾いてみてもらいましょう。