ポールピースをアースにつないだ【ブラック フェンダー5弦ベースのノイズ処理-10】

全てのポールピースをアースにつないでみました。 各ポールピースは内部で電気的につながっているので、基板に銅箔テープを2カ所ハンダ付けしたことで導通していますが、中がどうなっているのか分からないので、一応は導電塗料でもつないであります。

ポールピースをアースにつないだ

乾いたら本体の基板につなぎ直しましょう。

どこかの段階で変な改造がされているような気もしますし、海外のフォーラムを読んでいると、N3ピックアップがどうやってもノイジーだと書かれているところも一部あるので、経年変化でおかしくなるか、もとから構造に問題があるか、一時期不良品が出たか、そういう可能性もありますね。

とりあえずこの加工をしたことで、組み込んだときにどのくらいノイズが減るかだけしっかり試します。 少なくとも手でピックアップを触ったときに出ていた大きなノイズは出なくなっています。


ご要望の整理【H.S.Andersonを組み直す-1】

H.S.Andersonをお預かりしました。 飲食店に飾られていたものを買い取ってきたとのこと。 復活させていきます。

H.S.Anderson

フレットはジェスカー#51108に交換します。 また指板研磨のついでにできるだけRを緩く改造します。

フレット部

指板とネック裏は剥がしてオイルフィニッシュになります。

ネック裏

持ち込んでいただいたアッセンブリーの部品です。 センターピックアップとトーンはダミーで2ハムになります。

持ち込んでいただいた部品

ボリュームの位置はあとで動かすかもしれないそうなので、配線はやや長めに余裕を持っておくことにします。

ピックガード部

キャビティが浅くてスイッチが入らないので掘ります。

キャビティが浅い

導電塗料は今回は無しでOKとのことです。


フレット溝を狭める【カスタムショップ製オリンピックホワイトJBにリアルセルロイドピックガードを取り付ける-15】

フレットのタングでフレット溝を拡げることで再びハイ起きしてくることに抵抗しようと思います。 フレット溝を狭めました。

フレット溝を狭くする

指板を研磨し直します。

指板研磨

フレットの曲げ具合を指板に合わせていきます。

フレットを曲げ直す

圧入します。

フレットの圧入

季節がらなのかフレットのサイドがわずかに出てきていたので仕上げ直しました。

フレットの端を仕上げ直す

フレットのすり合わせをやり直します。

フレットのすり合わせ

フレットを丸め直していきます。

フレットを丸める

ピカピカに仕上げました。

フレットを仕上げた

ナットの弦溝の深さを追い込んでいきます。

ナット溝の深さを調整する

他の部品を戻しました。 弦高は高めで良いそうなのでネックの仕込み角調整用のシムは抜き取ったままになっています。

部品を戻した

これで作業完了です。


リアピックアップも調べてみる【ブラック フェンダー5弦ベースのノイズ処理-9】

リアピックアップを外してみました。 こちらもノイジーです。

リアピックアップも外した

内部構造を見てみますが、フロント側と全く同じ構造になっています。 どっちをホットにしてもコールドにしても、出力線が交流的にポールピースとショートしていて外来ノイズを集めていますし、人体が触れたときにノイズの入り口になっています。

全く同じ構造になっている

カバー内側の導電塗料についてです。 抵抗値が高い上にグラウンドにつながっていなくて、おそらく全く効いていなかったと思われる導電塗料は、コイルとのショートのリスクもあるので剥がしました。

キャビティに導電塗料を塗りましたので十分なシールド効果は見込めます。

導電塗料を拭き取った

ポールピースをチェックしましたが、どこもコイルとはショートしていないので、樹脂製ボビンで直流的に絶縁されていると思われます。

ポールピースをアースにつないだときに、コイルの出力とショートすると音出ずトラブルになりますが、今回その心配はなさそうだということになります。

ポールピースをアースに落としてみましょう。