計測やチェック【クラプトンモデルのピックアップ調整-1】

1弦の音量が小さいということでお持ち頂いたクラプトンモデルのストラトです。 金ロゴのレースセンサーはリアの1弦の音量不足になりがちなようですね。

ただ、買ってから30年ほど弾いている間に気になるようになったということなので、ピックアップのバランスを調整することで最初の状態に近くはできるかも知れません。

クラプトンモデル

配線を一部バラしたりしながら音量を確かめましたが、イコライザーを通さないパッシブの状態でブリッジピックアップの音量が小さくて、ネックピックアップの音量が大きいです。

配線の確認

微妙な差ですが、ネック側の磁力が一番大きい組み合わせになっています。

磁力などを計測した

同じ仕様のピックアップが3つついているので、弦振動の大きいネック側の音量が大きく感じることになりますし、さらにこのギターの場合は、一番磁力が大きいものがたまたまネック側に付いていることで違和感を大きくしていると思います。

さらにゴムチューブがヘタってピックアップが上がり気味なのも音量バランスに悪影響を及ぼしています。

トラディショナルなピックアップに比べて磁力が弱いレースセンサーは、弦に思い切り近づけても唸ったりするトラブルは起こりにくいようです。

「ネックピックアップ&ブリッジピックアップの入れ替え」と「スプリング交換」と「高さ調整」で頑張ってみます。

ブリッジピックアップの1弦側をめいっぱい弦に近づけつつ、スプリングの力を使って他のポジションを離すことでバランスをなるべく良くしてみます。

それで弾いてみてもらってどうしてもだめな場合は、リアピックアップだけ他の種類のものに交換することを考えるというのが良いのではないでしょうか


フレット溝を整えていく

ものすごく順反っていたネックなのでフレット溝を狭めにしてフレットを打ちたいです。

フレット溝を狭くする

指板の形を整えます。

指板の研磨

弦を張って一度チェックします。

一度弦を張って確認する

限界までトラスロッドを締めたらほぼ真っ直ぐで、ハイポジションに順反りがやや残ります。 これをフレットを打つ中で、もっとロッドに負担がない状態で真っ直ぐに近くなるようにしたいところです。


歪みペダルの製作

友達にギターを教えるときに使っているフェンダーの10wアンプの歪みチャンネルの音が気に入らなかったり、リバーブを追加したかったりするので、休みの日にちょっとずつ作っているペダルです。

ダーリントントランジスタ1発にいろいろ補助部品を付けてあるのですが、ダイオードクリッパーを使わなければオーバードライブ、使うとディストーション、入力のローをカットしなければファズよりの音まで出てくれると嬉しいなという回路です。

基板部分

左側にはあまり使っていなかった中華製の安いリバーブがまるごと組み込まれています。

安リバーブを移植してある

この用途ならリバーブもたくさん使えて良さそうです。


ブラスナット成形~完成【スペクターNS-2のフレットすり合わせとナット交換-4】

ブラスナットの形を整えます。

ブラスナットの成形

弦溝を作っていきましょう。 太い弦を張ってありますがドロップDから半音下げで異音が鳴らないように溝を作るのは非常に気を遣います。 しかももし失敗したらブラスナットの加工は大変です・・・。

弦溝を作る

なかなか良い感じにできたので、ナット全体を仕上げました。

ナットを仕上げた

新しい弦を張っていきます。

完成

とても良くなった気がします。 これで完成です。