ブリッジの取り付け【レスポールジュニア(20250907お預かり)のブリッジ交換-3】

ペグをチェックします。 問題なく動作しているので取り付けの修正などは必要なさそうです。

ペグのチェック

スタッドを取り付けました。 

スタッドがはまった

ブリッジの取り付け位置を大まかに調べて、オクターブ方向の位置を決めるネジにロックナットを追加しました。 飛び出したネジ部分を調整可能幅5mm残しくらいにしたいというご要望があるので、最終的にオクターブチューニングしたあとに3mmくらい削ることになると思います。

3mmは削る

弦溝の位置を決めていきます。 ポールピースの上を通りつつ、指板の左右から弦の距離を均等にするとこの辺りです。

弦溝の位置決め

弦溝を作っていきます。 塗装がきれいなので削り粉で傷が付かないようにエアーで吹き飛ばしました。

弦溝を作る

細かい部品が共鳴しないように、低粘度~中粘度のネジロックで仮固定します。

部品の仮固定

弦を張りました。

弦が張れた

弦がなじんだらオクターブチューニングしてネジを削る作業に入ります。


指板の状態を確認する【スターリン4Hのフレット交換-3】

フレットを抜いて毛羽だったところを抑えるために塗った接着剤を軽く研磨して、経年変化による指板の細かい凹凸を調べます。

接着剤を落とす

ついでにネックジョイントビスの太さを測って、ボディ側の穴をわずかに拡げます。

ジョイントネジの太さ

ネックをボディに引きよせるためのネジがボディに効かないように、素通しにしました。

ネジが素通りする

逆反っていたのでトラスロッドを緩めました。 こうすると0~12フレットは真っ直ぐに近くなりますが、ハイポジションの順反りが気になるというアンバランスが起こっています。

ロッドを緩めるとハイ起きが気になる

メイプルワンピースネックはあまりヒーター修正が効かないので、ヒーターで一時的に逆反り方向に持っていっておいて、その間にフレット溝を狭めて溝にフレットを押し込むことで指板側からネックを押し広げる力を込めるという作戦が良いと思います。


取り付け位置を確認する【グレコのバイオリンベースの改造-20】

このジャックをこの穴付近に取り付けます。

ここに付く

センターブロックを貫通させて内側に配線します。

センターブロックと

テールピースは円弧状にカットして、ネジはエンドピンジャックのネジと共締めにします。

カットするところとネジ穴

ネジを締めるところが1カ所浮いてしまうのでエンドピンジャックとボディの間にスペーサーになるワッシャーを何枚か入れて調整しましょう。

そもそもテールピースがカットできるのかとか、簡単に穴があくのかといったところから検証していきましょう。


新しい弦を張ってみる【アコギのサドル製作-4】

着色し直しました。 右が新しいサドルです。最初は上に写っている綿棒くらい白かったことを思うとそこそこ良い色になった気がします。

サドルの着色

新しい弦を張ってみました。 少し弦高が下がったので1弦側のギラギラ感が増しました。

良い感じ

サドル全体であと0.2mmくらい落としても良いかも知れません。