サドルに弦溝が複数あるところが見受けられたので、溝を補修しておきましょう。
必要ない溝をサドル自身の粉で埋めて、メインの溝をはっきりさせました。
ナットの上面を仕上げました。 溝には追いグリスをしておきます。
ちいさなゴミが転がる音がするので取っておきました。 これはハンダでしょうか。
これで完成で良いと思います。
ダブルカッタウェイのデュオジェットです。
トラスロッドをたびたび締め込みながら使っているそうで、ネックのコンディションによってはヒーター修正をしつつフレット交換をします。 ステンレス製の#47095を打ちます。
ゼロフレットは以前に使ったステンレスフレットのあまりで少し高さがあるものを使いましょう。
以前お預かりしたことがあるフェンダーに使用感を近づけたいそうで、できれば指板Rを丸くしたいそうなのですが、すでに6弦の弦高が高いです。
このタイプのブリッジで指板Rに合わせてサドルを削ったことがないのですが、できるのでしょうか? バラしてみて判断しましょう。
まずは無事に到着したという写真でした。
3弦が弦溝にはまっているので溝の上面を少し拡げました。
よく見たら3弦だけ接着剤のあとがあるので、中古屋さんや前の持ち主が手直しをしてくれてあったのかもしれません。 上に引っ張ったときに引っかかる感じはなくなったのでこれで問題なく使えるのではないでしょうか。
トラスロッドを回す前にトルク剤を塗っておきます。
トラスロッドを締めてみます。 どうやら6フレット辺りにピークがあります。 これも考慮に入れてすり合わせしましょう。
フレットの中央が全て浮いています。
バネのように中央が起き上がるような力を蓄えている状態のフレットを、指板のRに合うようにたたき延べておきます。
フレットのすり合わせをしていきます。
仕上がったフレットがこちら。
ペグを清掃してブッシュの内側に薄くグリスを塗っておきましょう。
ナットの弦溝にも追いグリスをしておきます。 これでコキコキ鳴っていた3弦もスムーズに動いています。
弦高調整とオクターブチューニングをしました。
ピックアップの高さ調整をしました。
これでネックの動きがなければ完成で良いと思います。
白バインディングの黒いカスタムテレキャスターが2本あるとブログも作業している自分も分かりにくいのでこっちだけ先に済ませました。
フレットのクリーニングから始めました。
ジャックが曇っていたので磨きました。 と思ったらPURETONEのジャックだったので必要なかったかもしれません。
ペグブッシュの内側が曇っているので掃除します。
ポストとブッシュを磨きました。 ブッシュの内側に薄くグリスを塗っておきます。
トラスロッドナットの周辺を掃除してトルク剤を塗布します。
サドルの交換に入ります。
フレットの端が斜めに落とされているのであまり欲張ると1弦のこの辺りが弦落ちしそうです。 元のサドルを参考に欲張らない位置にしましょう。
この位置に決めました。
サドルに弦溝を作っていきます。
こんな感じになりました。
あらためてオクターブチューニングをしていきます。 まずはスケールから類推される位置にサドルを動かしておきます。
ロック式ペグなので、弦を張ったり外したりすると弦が切れる恐れがあります。 このタイミングでナットに追いグリスをしておきましょう。 3弦がナットの素材に張り付いてコキッと音がなることがありましたが、溝自体に問題はないうように見えるので、これで良くなるはずです。
オクターブチューニングはこんな感じになりました。
これで完成です。