今日お客さんとの話題に出た本

定休日でしたが修理完了したベースを返却するために駅前まで行ってきました。

音楽理論やCAGEDシステム、バークリーの話などから、この4冊の本が話題に出ました。

お客さんとの話題に出た本

『ブルーノートと調性』の中盤辺り、使える音階を一覧表にして徹底的に洗い出すところで読むのを挫折しそうになるのが、小説『ドグラ・マグラ』のチャカポコチャカポコに通じるものがある、と言ったらちょっとウケました。

どれも興味深い本で気に入っているので実は玄関に飾ってあります。


ノブの取り付け

ノブの向きを修正しました。

ノブの取り付け

スタックポットの上側がボリュームで下側がバランサーです。

ボリュームを引っ張るとバイパスになるのですが、無意識にノブを引っ張った状態で取り付けたらしく、音は出るのにプリアンプが効かなくて慌てました。


ATELIER ZにLuminlayを埋め込む

ルミンレイをアトリエZのベースに取り付けます。 まずは穴を3Φに拡げます。

穴を拡げた

押し込んで接着します。

埋め込み

カットしたところをノミで突いて・・・

整える

サンドペーパーやコンパウンドで仕上げます。 塗装に厚みがあるので助かります。 これが極薄ラッカーだと研磨中に周りの塗装がなくなってしまいます。

コンパウンドで磨いた

消灯するとこんな感じ。

Luminlay

ジャックをついでに交換することになっています。 ナットが手でも緩めることができました。 ちゃんと締まっていません。 穴がピッタリすぎてジャックが最後まではまっていないようです。

引っかかっているから緩みがち

ちょうどピッタリだったようです。

ピッタリすぎる

リーマーで0.03mmくらい拡げました。

0.03mmくらい拡げた

これで良さそうです。 裏側のロックワッシャーにしっかり力が伝わります。

スムーズに通る

錆びたジャックを外して・・・

ジャック交換

新しい物に交換しました。 一番断線のリスクがありそうなバッテリースナップは熱収縮チューブをかけておきました。

ジャック交換

JBピックアップ用のスタックボリュームもガリが出ているから交換しておいて欲しいということになりました。

金属製ノブなので、弦を触らずに回すとチリチリいいますが複雑な構造のポットなのでがたつきがあって、回すたびに人体がアースされたり絶縁されたりを繰り返すので対処は難しいです。 スプリングワッシャーをミニノブサイズにカットするとかが良いかもしれません。

ポットの交換

1弦のペグのトルクが抜けていたので調整しておきます。 その他ペグのブッシュナットを増し締め、ストラップピンの増し締め、ミニスイッチの増し締めなど気になったところを手入れしておきました。

トルクの調整

外したポットに興味が湧いたので分解してみました。

分解してみた

現場で接点剤をさした形跡がありますね。

接点剤を注した形跡がある

金属部分が錆びていたり、表面が傷ついたりしてノイズが出ているようです。 白いパーツの金属部分に接点剤が外から届かないから効かないのだと思います。 磨いてみます。

研磨して清掃する

ナノカーボン的な物を塗って・・・

ナノカーボン的な物を添加

組み上げてポットチェッ君で音出ししてみたところ、今のところ普通に使えるようです。

こっちも一応使えそう