ナット溝を削る

接着した牛骨ナットの形を整えて磨きました。

ナットの成形が終わったところ

1弦と4弦の位置を決めます。 フレットの両端がどうなっているかを見て決めるのですが、よっぽどのことがないと基本的には元のナットの弦間を参考にします。 その方が弾く人も違和感がないはずなので。

両端の弦の位置を決める

等分して弦の位置を決めたところです。 普段この工程で写真を撮らないので撮っておきました。

等分して弦の位置を決める

ここからは各弦の溝に合わせてやすりをいくつも使い分けて削っていきます。 工具のクセなんかもありまして、いろいろと工夫があります。 このあたりは感覚的すぎてどのやすりをどうするかは説明しにくいところです。


手汗で溶けたフレット

手汗が酸性の人はフレットが溶けてしまうことがあります。 何年に一度かのペースでしかお目にかかれない症状なので、写真を撮っておきました。 ご覧下さい。

フレットのあたる部分が菱形になっているところです。

手汗で溶けたフレット

その間が弦間にあたる部分ですが、フレットの両サイドが溶けて、フェンダーのVネックのように三角形にとがっています。

このネックはまだましで、チョーキング傷で減ったフレットの頂点がつながっていますが、症状が重いとフレットで減った部分より弦間の頂点の方が低くなってしまっていることがあります。

今日は珍しい写真でした。 部分図ですみませんが今日はこれをフレットすり合わせしました。


牛骨ナットの交換

ブログに載せられない作業が多いので今回は部分図で。

ナットの交換作業を流れに沿って写真に撮りました。 これが交換前の写真ですね。

ナット交換前

ナットを外すとこんな感じです。 新しい牛骨ナットを置いてみました。

ナットを外したところ

長いので切ります。 これを削ると時間がかかるのでカットした方が早いですし、粉もでないのです。

長いので切る

厚み出しは時間がかかるのでベルトサンダーを使います。 うちは住宅地にあるので回転が遅くて静かなものを使っています。

厚みを合わせる

手作業で形を整えていきます。

形を合わせる

接着しているところです。

接着