ヒーター修正【76年製ジャズベースの修理-8】

ヒーター修正をしていきます。 5フレット付近の反り方が左右で違っているので先にちょっと削ってみます。 同様にハイポジションも少し削ってみて、どのくらい変化があるか調べます。 

こういうちょっとやってみては様子を見るという威力偵察みたいな進め方が修理では効果的だと最近つくづく思います。

部分的に研磨する

ヒーターをあてます。

ヒーター修正

ちなみにこの↓シムは要らなさそうです。

このシムは要らなさそう

この年代のフェンダーのネックはヒールにプレートが入っていてそこにボルトが入るので、弦長方向にかかる力がそのボルトにかかっているみたいです。 左右の隙間は埋めて合わせたのでそれで充分のようです。


一度ハイポジションのフレットを抜いた【Burnyのレスポールジュニアタイプのチューンナップ-17】

指板剥がれを発見したのでハイポジションのフレットを一度抜いて指板接着をします。

フレットを抜いた

指板接着治具があるのですが、フレットが中途半端に打ってある状態に対応していないので、普通と反対向きに使うことになりそうです。


指板研磨のやり直し【78年製テレキャスターのチューンナップ-16】

段差が気になるところがあったのでもう一度研磨に戻りました。 今回は自分で指板塗装せずに、オーナーさん経由で知らない塗装屋さんに行くので塗装屋さんが悩まないように作業しておきたいです。

段差が気になる

赤いところを削れるように黄色い辺りを中心に削ってそろえました。

もう少し研磨した

もう一回サンドペーパーの番手を上げて