アルミ柱からネックを外しました。 あまりヒーターが効いていませんね。
ポジションマークは膨らんだりとけたりしていませんので、もう少ししっかりめに温めて、しっかりクランプで曲げ込んでみましょう。
ナットが剥がれていて弦が張れないので接着します。 ここは完成前にブラスナットに交換します。
トラスロッドナットを掃除してトルク調整剤を塗りました。 180°くらい回したら手応えが硬くなります。
6フレット辺りにトラスロッドが効きます。 これがハイ起きの原因のひとつです。
ジャック部分の裏パネルを開けました。 アースの配線をするために曲げたスリーブ端子同士をハンダ付けしてあります。 取り付けが反対になっているので・・・
紫の線がリング端子に接触しかかっています。 この端子はモノラルプラグを差し込むとスリーブ端子とショートしてアースにつながってしまいます。 紙1枚くらいの隙間しかないので、指で押すと音が出なくなりました。 今までよく音が出ていましたね。
トラスロッドを限界まで締め込んだ状態で0~10フレットまでがわずかな順反り、そこからハイフレットはしっかり順反りになっています。 限界まで締めずに真っ直ぐになって欲しいものです。
ヒーター修正するしかないのですが、このポジションマークが溶けたり膨らんだりしないか気になります。 トラブルがあったときにほぼリカバーできません。
コントロール部分を開けてみました。 モントルーのオイルコンデンサが出てきました。 改造されていますね。 改造時に間違った配線がされていないか気を付けて調べましょう。
ネジとバネとコンデンサがケースに入っていました。 これも参考にしましょう。
一度開けると締まらないくらい配線がゴチャッとしています。 ポットはそのままボリュームとトーンの機能を入れ替えるついでにもう少しシンプルにしたいです。
PBタイプのピックアップにはポールピースが7つあります。 ハンダ付けがむき出しの基板になっているのでバネではなくてゴムチューブにしてあるようですね。
ディープジョイントになっているのは分かっていましたが、アルミ製の延長部分が付いているのはビックリしますね。
導電塗料はもう一回塗り重ねた方が良さそうです。
ジョイントネジにはネジロックが付いていました。 外すことを想定していないようです。 ハイ起きしてヒーター修正が必要なので、ボディ側のリスクを減らすために外します。
アルミの下にシムが入っています。ここは普通のネックと同じなんですね。 その横に配線が通る狭い通路があるのですが、この部分の導電塗料だけでつながっているようです。 この辺りもしっかり塗り足しましょう。
フロントピックアップの脚のところからアースにつながっているようですが、この狭い部分が各部の導電塗料からアース電位までの共通インピーダンスになってしまうようなら、他の場所からもアースを取っても良いかもしれません。
ブロックを外しました。
ネックを外す想定で作っていないのでバリが出ていて手を切りそうだからです。
バリ取りをして・・・
ネジとネジ穴の中のネジロックを剥がします。 作業が全て終わったら塗り直しましょう。
ヒーター修正します。 ポジションマークが心配なので少し隙間を多く取って長時間じっくり温めて、別のアルミ柱にシムを入れて締め込むことにしました。
締め込むことでネックがたわみ、ヒーターに近くなったマークが溶けるのをさけるために冷たいアルミ柱に締め込み直す方法にしました。
フレットをすり合わせしていきます。
フレットの端を丸めて・・・
フレットを仕上げていきます。
ピカピカになりました。
ナット溝の中の古い接着剤を掃除していきます。
オイル漬け無漂白牛骨ナットを粗加工して・・・
接着します。 接着している間に・・・
ストラップピンのネジ穴の緩みを直します。 低粘度接着剤を染みこませてコーティングして補強しておきます。
緩んでいたトグルスイッチを締め直しました。
5弦サドルがシーソーのようにカタカタと浮いていたのでネジ穴を拡げます。
これでピッタリ収まりました。 弦溝がサドルの中央に来ているので、振動に合わせて異音がしていましたが、これで収まるはずです。
部品が共鳴しないように低粘度~中粘度のネジロックで仮固定します。
ナットの形を整えて・・・
弦溝を作っていきます。
ナットを仕上げました。
弦高調整とオクターブチューニングをしました。 サドルもきれいに並びましたね。
ピックアップの高さが調整できるタイプなので、各ピックアップの高さ調整をしました。
1弦の音量が小さくてオープンコードのDsus4~Dadd9といったコードワークが前へ出てこないことに気が付いたので、ポールピースの高さも調整しました。
こういう時はまず3弦をしっかり下げてあげるとバランスを取りやすいです。
錆びているジャックを交換していきましょう。
フレット溝を補修していきます。 15・16フレットあたりは謎の凹みがありますので特に気をつかって作業します。
大まかに指板の研磨をします。
フレット溝の幅を調整します。
弦を張って、楽器を演奏時と同じ角度に構えた状態で削ることで、指板研磨の精度を上げていきます。
ここでナットを外しました。 塗装がひび割れているので心配でしたが、密着は良いようできれいに取れました。
指板面を#600までサンドペーパーで仕上げます。
ステンレス製の#55090を打っていきます。 フレットが硬いのでカットしたり曲げたりするのが大変です。 バネみたいな力が残ったまま打つと、あとで浮いてくると思いますので丁寧に指板Rに合わせて圧入します。
弦を張った状態で置いておきます。
ハイポジションを少し逆反り方向へ持っていきたかったのですが、予想通りの仕上がりになりそうです。