ピックアップの取り付け【フェンダーメキシコ製デュオソニックのピックアップ交換-2】

ピックガードを外していきましょう。

ピックガードを外してみる

木工が毛羽立ったまま導電塗料が塗られています。 これの破片がジャックの方にたまっているのが気になります。 いずれポットのガリノイズの原因になりそうです。

毛羽立っている

掃除して導電塗料が剥がれたところ↓はこのあと塗り直しておきました。

部分的に導電塗料を塗り直した

出力線のコールドがプラグに巻き付きそうです。

プラグに絡まりそう

ジャックにロックワッシャーが入っていないので空回りしているようです。

ロックワッシャーが入っていなくて空回りしている

ロックワッシャーを足して固定して、配線の取り回しを変えておきました。

ジャック部

ピックアップの配線をします。

配線が完了

弦アース線をボディの導電塗料のラグにまとめてアース母線でピックガードの方へ引っ張ります。

アースをまとめた

ネジが1カ所緩かったので、タイトボンドを流して狭めておきました。 ジャックも軽く磨いておきました。

ネジ穴が緩い

これで完成です。

完成

ピックアップの高さ調整だけで音量バランスも合いました。


ネジのカットと全体調整【レスポールジュニア(20250907お預かり)のブリッジ交換-4】

弦が張り付いてコキコキいいがちなナットなのでグリスを塗っておきます。

ナットにグリスを塗っておく

弦高調整とオクターブチューニングをします。 6弦が磁力に引っ張られて唸っていたので、すこしポールピースを下げました。

6弦のポールピースを下げた

6弦側のネジの飛び出し具合はこんな感じ↓

ネジの飛び出し具合

ネジをグラインダーで削って、面取りして・・・

ネジの面取り

ネジ山の入り口を整えます。

ネジの入り口を整える

ロックナットはスッと入りました。

ナットが付いた

ブリッジに取り付けます。

ブリッジの調整

これで完成です。

完成


調整【SG Specialの改造-15】

少しロッドを締めて順反りを整えました。 弦がナット材に張り付いてコキコキいうので、ナット溝にグリスを塗っておきます。

グリスを塗る

弦高調整とオクターブチューニングをしました。

弦高調整

ブリッジが少し上がったので、リアピックアップだけ弦に近づけました。 バランスも少し良くなりました。

ピックアップの高さ調整

ロッドナットを回したのでもう1日置いて完成にしましょう。


ブリッジの取り付け【レスポールジュニア(20250907お預かり)のブリッジ交換-3】

ペグをチェックします。 問題なく動作しているので取り付けの修正などは必要なさそうです。

ペグのチェック

スタッドを取り付けました。 

スタッドがはまった

ブリッジの取り付け位置を大まかに調べて、オクターブ方向の位置を決めるネジにロックナットを追加しました。 飛び出したネジ部分を調整可能幅5mm残しくらいにしたいというご要望があるので、最終的にオクターブチューニングしたあとに3mmくらい削ることになると思います。

3mmは削る

弦溝の位置を決めていきます。 ポールピースの上を通りつつ、指板の左右から弦の距離を均等にするとこの辺りです。

弦溝の位置決め

弦溝を作っていきます。 塗装がきれいなので削り粉で傷が付かないようにエアーで吹き飛ばしました。

弦溝を作る

細かい部品が共鳴しないように、低粘度~中粘度のネジロックで仮固定します。

部品の仮固定

弦を張りました。

弦が張れた

弦がなじんだらオクターブチューニングしてネジを削る作業に入ります。