今日も配線作業の日でした。
しかしこれは手間がかかっていますねえ。
配線の改造をしていきます。 前回バージョンの配線では指板裏のピエゾを単体で鳴らすことができなかったのですが、今回はミキサー回路追加したので自由度があがりました。
その代わりスイッチが要らなくなったのでシンプルになるところもあります。
左がEMGのPBピックアップ用ボリュームとトーン。ピエゾは一度基板に入って20倍くらい電圧ゲインをあげてから右側のボリューム&トーンに入ります。
で、それぞれがミキサーアンプに入る仕組みです。
ピエゾはハイインピーダンスでノイズが乗りやすく、オペアンプもかなり頑張ってゲインをあげているので半導体ノイズも出ます。 それを積層セラミックコンデンサの0.047μFで抑えつつ。 トーン用は0.1μFと0.47μFを試しています。 0.22μFとかも良いかも。
こうやって電子部品の定数であと少しのチューニングをするところで悩みますね。
とりあえず良い感じの使い心地と、ウッドベースのような泥臭い生々しさがあるサウンドに仕上がりました。
追記 試奏しているところを見ていると、スラップのカチカチした音をもっと出そうとされているように見えたのでご相談してみたところ、多少の高域ノイズが残ってもピエゾのトレブリーさを大事にしたいと言うことになったので0.047μFは外しました。 お好み通りになったようです☆
以前、組み込みをさせていただいたビリーシーン風ベースですが、親指を置くあたりに少し厚みを持たせるようなチップがあるといいということだったので余ったピックガード材から切り出しました。
しっかり寸法を出すためにトリマーで形を整えました。
また付けたところの写真も送ってもらいましょう。
タラス時代のビリーシーンが弾いていたwifeベースのレプリカ製作風景はこちらから。