ゲインが足りない【The chipで歪みエフェクターを作る-5】

音出しをしてみたのですが、ゲインが足りないです。 トレブルブースターのフットスイッチをオンにしていて初めてドライ音を超える音量になるような感じです。

実は使っていないけれどもゲインを上げるためのコンデンサを仕込んであります。

ゲインを上げるためのコンデンサ

ドライバーの先のあたりに半固定抵抗を付ければトレブルブースターにだけ使っていたゲインをフルレンジに割り振れます。

少し改造してみてダメそうだったらブースターをもう一段作り込みます。


組んでみた【劇的に部品の少ないコンプレッサーを組んでみる-2】

組み上がったコンプレッサーです。 白で統一したら豆腐みたいになりました。

豆腐みたいなコンプレッサー

部品が少ないので空中配線で作ってみました。

空中配線のコンプレッサー

空中配線のほうが楽かと思ったら結構手間でした。

自作を目的として部品を減らしてあるようで、ノブの角度によっては音が出なかったり歪んだりしますね。

次回、回路図を描いて部品を増やした方が良さそうな部分を掲載しようと思います。


部品をそろえる【劇的に部品の少ないコンプレッサーを組んでみる-1】

ものすごく部品の少ないコンプレッサーのDIY記事を見つけたので試作してみようと思い、部品をそろえてみました。

なんとこれだけです。 時間をかけたくなかったので穴あきケースを買ってきました。

劇的に部品の少ないコンプレッサー

コンプレッサー部分の電子部品はこれだけ。 右上のフィルムコンは結局積層セラミックに変えました。 高周波特性が必要な部分だったので。

オペアンプのように見えるのはミニスピーカーをドライブできるLM386 です。 その出力の一部をダイオード(左下)で検波してコンデンサを充電、その電位をMosFET(3本足の部品)にフィードバックしてVCR(電圧制御抵抗器)として動作させて入力ボリュームを上げ下げする回路ではないかと思います。

使用する電子部品

ICのドライブ能力を利用していろいろ取っ払った回路のようです。 意外と使えたら面白いですし、原理がシンプルなのでカスタマイズすることも考えています。


配線完了【The chipで歪みエフェクターを作る-4】

配線が終わりました。 意外に大変でしたね。

配線が終わった

右から1&2番目のポットの間にある青い絶縁チューブを被せた赤いガラス管に入った部品がゲルマニウムダイオードです。 これはお客さまからのご指定。

右のフットスイッチがディストーションのオン・オフで、左のフットスイッチはトレブルブーストのオン・オフです。 左は踏んでいるときだけオンになる仕様です。

これで間違いがないか日を改めてチェックしてから通電します。


Distortionの組み込み開始【The chipで歪みエフェクターを作る-3】

基板ができたので組み込みを始めます。 ギャレットで見つけたポットが9ミリ軸だったのでケースの穴を広げる加工がしてあります。

The Chipを使ったFAZZの組み込み

エフェクトONをしめすLEDを増設します。 良い位置にまるい表示があるのでそこに5ミリの青色LEDをつけてみましょう。

LEDを増設する

ガラスエポキシ板にアイレットを打っただけの基板なので渋い見た目になりそうです。

部品レイアウト

どんな音がするのか楽しみですね。