お掃除【ハムバッカーの音出しチェック-1】

ギタークラフト科時代の先輩にもらったBurnyのLPカスタムタイプです。

burnyのLPカスタムタイプ

フルアップポットの試奏機になっていたようです。

シールがたくさん

ピックアップからスイッチに行って、ノーマルポットかフルアップポットかを通って出力されているようです。 今回これを取り除きます。

配線

ピックアップの線が見えますね↓

配線

コンパウンドを掃除して導電塗料を塗り直します。

キャビティの掃除

シールもキレイにしました。

シール剥がし

フレットクリーニングしました。

フレットクリーニング

ハムバッカーを製品化したいので試奏のためにこのギターに登載してみます。


試作機を登載させてもらった【P-90タイプのピックアップを製作する-5】

試作第一号機ができたのでお客さんのギターに登載させてもらいました。

そこでいろいろなメーカーのP-90を計測することになったのですが、メーカーごとにボビンの幅に差があることが分かりました。

ターン数が同じでもコイルの形状が変わるので直流抵抗値やインダクタンスが変わることになります。

メーカーによってボビンの幅が全部違う

ギブソンのヒスコレもお持ちのお客さんのギターに登載させてもらいました。

試作機を登載させてもらった

リハスタでいろいろ弾き比べてみてもらいます。

コイルの形状を考慮すると、私が巻いているボビンでは、あと300ターン減らせば目標としているピックアップのインダクタンスに近づくことが分かったので、もう少しで試作の最終形が見えてきそうです。

あえてハムキャンセルするようには作っていないのですが、単体で比べた場合では、巻き始めホットで作った分だけシールド効果があるのか、巻き終わりホットの物と比べてノイズは小さめでした。 

巻き始めホットと巻き終わりホットの聞き分けは付きませんでした。 試作機を作るといろいろ分かってきて解像度が上がってきますね。


スイッチボックスにダイモを貼った

特注のスイッチボックスにDYMOで表示を貼りました。

右からストラトかレスポールスペシャルが来て、左からそれぞれのエフェクト群へ流れます。 ラージトグルスイッチで手動で切り替えられる方が間違いがないとのことでこうなっています。

スイッチボックスにダイモを貼った

フットスイッチで上のチューナーアウトにもつながります。