先日、感光基板を作ったので、BCP-3を製作します。
ピアニカに取り付けられたマイクがステージの音を拾わないためのミュートスイッチを作って欲しいというリクエストを頂きました。
部品はこれだけ。 踏んでいるときだけ切り替わるアンラッチ式のフットスイッチを使います。
エフェクターなどをつなぐことを考慮すると、前段の回路をショートさせるだけの回路では心配です。 前段のアンプ出力が過負荷にならないようにミュート時は100kΩの抵抗を通りつつアースされるようにします。 100kΩのボリュームをゼロにしたような構造です。
スイッチを踏み込むと100kΩはショートされて、なおかつアースからは切り離されますから、フルボリュームになります。
中身はこんな感じ。
製作者のシールを中に貼っておきました。 電池も入れない回路なので使っている人は気が付かないかも知れません。
音出しチェックです。
問題ないのではないでしょうか。
奇数メートルのシールドケーブルは各社販売しているのですが、偶数メートルのものってラインナップが少ないですよね。 今回はサイレントプラグ(ジャックから抜くとミュートされるプラグ)付きの2メートルシールドケーブルを作ります。
もう片方のジャックはスイッチクラフト製にしました。 モントルーのケーブルから外したプラグを預かっていたので流用しようかと思ったのですが、ケーブルを固定する爪が折れたりスリーブが固着して外れなかったりしたのであきらめました。 ちなみにシールドに方向性は付けずに2芯を両方ホットにしました。
これでできあがりです。
材料の組み合わせを指定してもらえればシールドケーブルの製作も承ります。