下地塗装【1960風レリックJBの製作-7】

下地塗装を進めていくためにローズ指板部分にマスキングテープを貼ります。

指板のマスキング

裏側はレリックで、良く触るところが剥がれた感じにしていきます。

ネックジョイント部にはネックを作ってくれたヤマさんの刻印があります。 誇りを持ってネック製作にあたっていただきたいのであえて焼き印を押していただいています。

ネック裏のマスキング

ボディにもサンジングラッカーを塗っていきます。

ボディの下地塗装

’60sと’70sのJBサウンドをセレクトできるBirdcageオリジナル・ハイブリッドJBピックアップを登載してさらに、新商品としてリリース予定の新回路も登載して試奏機にしようと思っています。

1960年、初年度の2スタックノブのJBを作るつもりでタイトルを付けたのですが、結局3ノブ仕様になりそうですね。 パッシブJBのサウンド・バリエーションの奥深さを心底から堪能できる1本にしたいですね。

 

 


トップコートの吹きつけ【wife風レリックベースの組み込み-13】

やっと塗装工程が最後まで来ました。

 

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飴色を入れたので全体的に少し茶色系になっています。

表面

ここから先は塗装の仕上げと言うよりレリック加工になります。

裏面

組み込みが始まりますが、まずはピックガードの位置を決めて、そこからピックガードの加工ですかね。 ハムバッカーやポットの追加が必要なのです。


ボディの着色【wife風レリックベースの組み込み-12】

本物のwifeは密着不良でほぼナチュラルになってしまうのですが、今回のコンセプトはタラス時代のサンバース・トレリックなのでまずはサンバースト塗装にしていきましょう。

中央は顔料系イエローで木目が見えるようにうっすらと塗ります。 外周はややブラックが太めになるようにしていきます。

着色塗装途中

裏面はこんな感じ。 タラス時代にすでに裏側はかなり剥がれているのですが、どうしようか悩んでいます。 剥がすつもりならマスキングテープまみれになっているはずなので・・・裏は使い込んで剥がしてもらいましょうか。

裏面

表面は、剥がれたところをおそらくビル自身がブラックで吹き直しています。 それを再現したいので上の角付近はブラック塗りつぶしです。 この部分のレリック具合でこのベースのかっこよさは決まってきそうですね。

表面

次は、飴色に着色したトップコートを塗りますので、ヘッドにはロゴを貼っておきましょう。 今回このために用意したゴールドに黒ふちのロゴです。

ロゴマークの貼り付け

少しずつ完成時の姿がイメージできるようになってくると楽しいですね。

 

 


塗装の準備【1960風レリックJBの製作-6】

黄色く焼けたオリンピックホワイトにしたいのですが、塗装が剥げたところから深い茶色に汚れた生地が見えて欲しいので先に生地着色をすることにしました。

生地着色

このベースは自分で弾いたり、試奏用にしようと思っていたので後回しになっていたのですが、ベース用の新商品パッシブ系回路の試奏機にすることになったので少しずつ進めていきます。

 


フレットのすり合わせ【wife風レリックベースの組み込み-11】

ハイフレットの3本だけ違うフレットが打たれているので注意深くすり合わせ加工をします。

フレットのすり合わせ

とは言え、のちのちのハイ起きを考慮して高音側3フレットを他より0.1ミリ低くなるように選んであるので非常に良いコンディションになりそうです。

フレットの仕上げ

ボディの塗装を早く進めなければいけませんね。