シンクロナイズドトレモロのネジを変えてみる

しばらく夏休みの自由研究みたいな記事が続きます。

ストラトのトレモロの取り付けネジです。 溝が入っていてトレモロの穴をナイフエッジにすればボディと干渉しなくなってチューニングがずれにくいという物です。

溝付きのトレモロネジ

どうせなら水平に持ち上げた状態で取り付けられないかと試してみます。

水平に取り付けられないか試す

ネジに付いた溝の位置が思ったより下のほうになっていて、ネジ頭が飛び出します。 トレモロを持ち上げた分だけサドルを下げるので、1弦とネジ頭が干渉します。 こういう使い方は無理そうですね。

1弦が下げられない

というわけでヒールをアップしていくわけですが、今度はダウンしたときに1弦のサドルと飛び出したネジ頭が干渉します。

ダウンするとサドルが当たる

これを避けるためにはトレモロをもっと前に取り付けるしかありませんが、そうなるとピックガードやボディを削らなくてはいけません。 そういう加工をしたとしても、今度は6弦のオクターブネジに付いているバネが押しつぶされることになります。

と言うわけで、このギターに取り付けるのは一旦取りやめになりました。 フェンダーに載っているようなトラディショナルなトレモロなら使えるのでしょうか? そうだとしていったい何が違うのでしょう。

ネジに付いている溝の位置がもう少し上になっていると良いのでしょうかね。 あるいはネックの仕込み角と相性があるということかもしれませんね。 あとトレモロの下を掘り下げるか・・・さすがにそれなら他のトレモロに交換するでしょうね(笑)


いろいろと部品を試してみる

試してみたいことがいろいろとあって、サウンドハウスで買ってみました。

いろいろ買ってみた

ターン数を減らしたストラトのピックアップの音を聞いてみたいので、2回路5接点のスイッチを買いました。

シンクロトレモロをナイフエッジにして受けるための溝の付いたネジがスカッドから出ているので試してみることにしました。


お土産をもらいました

ギタークラフト科の先輩が北海道から東京へ来られていて、10年ぶりくらいにお会いすることができました。 パイセンの今のお仕事の話をたくさん聞くことができて、とても楽しい時間を過ごせました。

ばえるお土産を頂きました。

お土産をもらいました

しかし10年とは早いものですね。 東京にお越しの際はぜひまたお会いしましょう。