ストラトの特殊配線を作ったときの音出しチェックに使っているピックアップです。 アノダイズドのピックガードが出てきたので載せ替えておきます。 丈夫そうですし。
ダンカンのSSL-1です。 こうやって久しぶりにみてみると6.5kΩkくらいあるわりにコイルの直径がとても小さいですね。
機械でタイトに整列巻きしてあるからなのか、ゲージがそもそも細いのか。 AWG42ゲージで手送りでランダムに巻いたら絶対こうはならないです。 そういうところに手送り式の巻き線機でハンドメイドする面白さがありますね。
アナログデザインの10ターミナルスイッチです。 構造はオーク社の物に似せてあるようですね。
通常の5ウェイスイッチはクリック感が5カ所あるだけで実際には3接点で、途中で両方の接点につながっているところで止めることができるだけの3ウェイスイッチの改良版になっています。 このスイッチは本当に5接点あるタイプです。 スーパースイッチと呼ばれる4回路5接点は基板が2枚になっていてこれの倍の回路になっています。
機能としては問題なさそうです。 赤い線で囲った軸の部分に遊びがなくて本家よりも立て付けが良く個人的には気に入りました。
通常の5ウェイスイッチは切り替え時にどちらかの端子には絶対つながるので、もし変な位置で止まっても音が出ない瞬間がないのが優秀なところで、こういうスイッチは多機能なところが魅力ということになります。 ちなみにクリック感がしっかりしているので、接点が変な位置で止まることはなかったです。
「ストラトでフロントとリアのハーフトーンを出したい」とか「タップの音が出るポジションを作りたい」とかそういうことに使えそうです。
しばらく夏休みの自由研究みたいな記事が続きます。
ストラトのトレモロの取り付けネジです。 溝が入っていてトレモロの穴をナイフエッジにすればボディと干渉しなくなってチューニングがずれにくいという物です。
どうせなら水平に持ち上げた状態で取り付けられないかと試してみます。
ネジに付いた溝の位置が思ったより下のほうになっていて、ネジ頭が飛び出します。 トレモロを持ち上げた分だけサドルを下げるので、1弦とネジ頭が干渉します。 こういう使い方は無理そうですね。
というわけでヒールをアップしていくわけですが、今度はダウンしたときに1弦のサドルと飛び出したネジ頭が干渉します。
これを避けるためにはトレモロをもっと前に取り付けるしかありませんが、そうなるとピックガードやボディを削らなくてはいけません。 そういう加工をしたとしても、今度は6弦のオクターブネジに付いているバネが押しつぶされることになります。
と言うわけで、このギターに取り付けるのは一旦取りやめになりました。 フェンダーに載っているようなトラディショナルなトレモロなら使えるのでしょうか? そうだとしていったい何が違うのでしょう。
ネジに付いている溝の位置がもう少し上になっていると良いのでしょうかね。 あるいはネックの仕込み角と相性があるということかもしれませんね。 あとトレモロの下を掘り下げるか・・・さすがにそれなら他のトレモロに交換するでしょうね(笑)