フレットを抜いていきます【レリックJBのハイポジション修理-1】

ネック交換でお預かりしているベースがありまして、そのネックシェイプの参考にとお預かりしたベースです。

一度、ハイ起きの修正でお預かりしたことのあるJBですが、当時はフレットで弦の張力を支えるというアイデアを発案する前だったので、今回その技術を追加でインストールしておこうと思います。

JBネック

ハイポジションのフレットを抜いてフレット溝を狭くしました。

 

ハイポジションのフレット溝調整

指板を整えて、フレットを改めて圧入していきます。

フレットの打ち直し

ブッシュが浮いていました。 ついでにしっかり固定しておきましょう。

ブッシュを固定


弦を張ってチェック【74JBのハイポジション修正ー5】

指板塗装を済ませてからネックの反り具合が気にくわなかったとすると、ヒーター修正で指板塗装にダメージが出ます。

なのでこの段階でもう一度弦を張って確認しました。 フレットの溝の広さでも反り具合を調整したのですが、ビックリするくらい上手くいっています。

弦を張ってみる

サイドを削り落としました。

フレットの端をそろえる

指板塗装しましょう。