ピックアップ(BJJ-HY.)の製作【ドットバインディングのブラックJBの組み込み-4】

ブラックJBの組み込みに使うピックアップを製作します。 BJJ-HY.というピックアップなのですが、コイルが2層構造になっていまして、スイッチの切り替えで70年代風JBサウンドと、60年代風JBサウンドを選ぶことができるようになっています。

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繊細な変化ではありますが、いくつものジャンルの音楽を掛け持ちしている人にはとても楽しいアイテムです。

まずフォームバー皮膜線を巻いて・・・

’70s風のコイル

その上にウレタン皮膜線を巻き足します。

'60s風になるまで巻き足す

70年代のJBの方が出力が低めて倍音の比率が多く、60年代のJBの方が出力は高めで中低域が多めのサウンドです。

今回はトーンをスイッチポットにしてこのふたつのサウンドをチョイスできるようにします。


ネックの取り付け【LPBドットバインディングJBの組み込み-16】

コントロールパネルとのつなぎ目を合わせます。

コンパネに形を合わせる

ここもエッジを削ります。

形を整える

コントロールパネルのネジ穴をあけました。

ネジ穴をあける

アッセンブリーを取り付けます。

配線

ベースらしくなってきました。

コンパネが付いた

ネックをつけていきましょう。

ジョイントネジの穴をあける

センターを確認しておきましょう。

センターの確認

ナットの形を整えます。

ナットの成形

弦を張っていきましょう。


Sonic OB-03(オイルドボーンナット)の取り付け【LPBドットバインディングJBの組み込み-14】

ナットを取り付けていきましょう。 お客さまのご要望でSonicのオイルドボーンナットを取り付けます。

ナットの粗加工

まずは粗加工して

粗加工

接着までしました。

ナットの接着

ピックアップが付きました。

ピックアップの取り付け

ピックガードの位置決めをします。

ピックガードのねじ穴の位置だし

ネジ穴をあけていきましょう。

ネジ穴の加工

ピックガードが付くようになりました。

ネジ穴があいた


結局すり合わせしました

ネジの出っ張りが今さら気になってきたので、短めのネジを交換してみました。 両端を短くして、両端のネジを真ん中に移動しました。

ネジを交換

経年変化の結果か、どうも1弦と2弦の14フレットあたりにピークがあるので部分的にすり合わせします。

1弦2弦だけ逆反り

全体的にフレットのクリーニングもしておきましょう。

フレットを仕上げる

これで完成でいいでしょう。

完成完成

ネックが落ち着いたらお返ししましょう。