原因の確認【J-45の配線修理-2】

バラしていきましょう。 サドルの下にピエゾピックアップが入っています。 このスペーサーの加工は自分で見ても上手くできていますね。

サドルを外した

電池も一応チェックしておきます。 ちゃんと9ボルト以上出ています。

電池はOK

配線を取り出していきます。 音を出してみると通常通り動作しています。

配線を取り出す

どうやら原因はサドルです。 たまたまそうなっただけかも知れませんが6弦側が上がっていました。 このギターはサドルを上下できる機構になっていますが、ピエゾピックアップはサドルに密着していることで、振動から電気信号を発電できる圧電素子なので、サドルはめいっぱい下げないと音が出ません。

サドルが原因のようだ

木製のスペーサーで弦高を調整して、このネジを使わない仕様にしたのですが、見た目を変えないために一応付けておいたネジがいつの間にか効いてしまっていたようですね。

外してしまっても良いですし、オーナーさんに自分で時々チェックしてもらっても良いと思います。

 


リテーナーなどの取り付け【LPBドットバインディングJBの組み込み-18】

レリック加工をしていたリテーナーが付きました。

リテーナーの取り付け

ネック裏のストラップピンも取り付けます。

ストラップピンの取り付け

ノブを取り付けます。

ノブが付いた

演奏ができる状態になってきました。 ほぼほぼ問題ないのですが、もう少しだけハイポジションを逆反り方向に持っていっておいても良いように思います。 わずかな順反りが合って弦高を下げるのに限界があります。

少し気になるところがある

ヒーター修正をしましょう。

ハイフレットを一度抜いた

ついでにフレット溝をせまくしてみます。

フレット溝をせまくしてみる

フレットの足が逆反り方向に力を蓄えてくれることを期待しています。