サドルの寸法を確認していく

ピエゾピックアップを交換したときに、ピックアップの厚さの違いで弦高が下がった説もあり得るので中を見てみました。

そう言えばこのギターのピックアップはうちで付けた物ではないようですね。 LRバグスの日本語取説には、ピックアップが奥まで入るように、サドル溝の1弦側は外からは見えないように掘り拡げるように書いてくれてあるので、輸入元さんが提案してくれているそのアイデアに従っています。

このギターはそうなっていませんね。

サドル溝

中の粘着付きフックも私の付け方と違います。 なので一応心配になっていろいろ調べましたが、ピックアップを交換したときに弦高が下がったわけでは、やはりないようです。

ボディトップがサウンドホール付近で逆反り方向にたわんでいることが分かったので、やはりネックの仕込み角度が変わってしまったと考えるべきだと思います。

内部

春になって戻ったら一番良いですが・・・。 取りあえずサドルに突き板数枚で作った厚み2.16mmのスペーサーを入れてみました。 これはさすがにちょっと高くしすぎましたけれど、適正な弦高にすればきちんと鳴りそうです。

突き板でかさ上げしてみた

大きいサイズのサドル材を仕入れてみましょう。


筆を改造した

細かい葉っぱを描くのに先がバサバサになっている筆が必要だったので、筆そのものを改造することにしました。

筆を改造した

ギター修理の仕事で、金属部品を掃除するのに使っている古い筆のほうが今やいい感じにバサバサになっていて悩ましいです。

使ってみた感じとしては、もう少しあちこちカットしないとダメなようでした。