ヒーター修正から【ヒスコレLesPaul Specialのネックオーバーホール-1】

ヒスコレのレスポールスペシャルです。 ジェスカーフレットに交換します。

ヒスコレレスポールスペシャル

トラスロッドがパイプレンチで5回くらい締め込まれていて固いです。 その状態でローポジションの順反りが多く残っています。 指板をたくさん削るわけにはいかないのでヒーター修正が必要です。

順反りが強い

ナットはSonicのOB-02に交換します。

ナットはOB-02に交換する

弦を外して、トラスロッドを緩め他状態で順反りが強いです。 ヒーター修正するので、ネック周りの樹脂製品を外しました。

分解した

ヒーター修正は全体にかけるところから始めましょう。

ヒーター修正


弦アースをつなぐ【J-45 フィッシュマンのピックアップ修理-2】

ピエゾピックアップを受けるプリアンプの入力インピーダンスが高いからでしょうか、ヘッドホンで確かめると低音の外来ノイズが気になります。

アンカーにつながる導電塗料を塗り足しました。 これでほぼ良い感じになりました。 アンカーってこんなにノイズを集めているんですね。

ノイズがまだ多い

オーナー様に相談の結果、弦アースもつないでいいということになりました。

弦アースをつなぐ

ブリッジ裏から1弦側のアンカーの穴を通してサドルの下につながって、そこから6弦側のアンカーの穴からプリアンプのアース電位につながります。

配線の流れ

とても静かになりました。 スタッドの代わりに何かいるかと思いましたが、1弦側にめいっぱいの状態で弦が指板の中央に来る位置のようなので、特になにも付けないことにしました。

静かになった


分解してみる【J-45 フィッシュマンのピックアップ修理-1】

音が出なくなることがあるというJ-45です。

J-45

たしかに音が出ないことがありますが、低音の外来ノイズが気になります。 ジャックを触ると収まります。

ノイズ

スタッドに手を近づけると50Hzハムノイズがでます。 アンカーとスタッドが電波を集めているようです。

サドル側で弦高調整ができるタイプのギターに、サドルの下に挟み込むタイプのピックアップを無理に付けているのですが、なにか問題があるようです。

スタッドを触ると状況が変わる

ピックアップがアンカー部分との境目にかかっていて、上から力が加わることで割れたようです。 外来ノイズを避けるために巻かれたシールド用のテープがホットにショートして音が出なくなるようです。 また、このアンカーがアースされていなくて、ノイズが流入するアンテナになっているようです。

アンカーの段差で割れた

ピックアップをプリアンプから外します。

プリ部

底面がコールドとアース共通で、上側がホット。 その間に圧電素子が2枚挟まった構造のようです。 このアルミシールは底面からアースにつながっています。 このシートが傷ついてショートしているので今回は外すしかないです。

分解

割れた部分をカットしました。

ピエゾの割れた部分

赤い線が引かれているのでこちらがホットのようです。

向きがあるらしい

絶縁シールで組み直しかけたのですが、これをシールドするためにさらにいろいろ巻くと弦高が上がってしまうのでこのあと内側が紙製のアルミシートに交換しました。

絶縁テープを巻いてみる

アース電位に繋ぐために下に銅箔テープを敷きました。 ちなみにこれは試作1号機で、このあと作り直しました。

アース電位を敷く

ピックアップとスペーサーを入れ直しました。

ピックアップを載せてみた

裏側はこんな感じ。 アンカーの穴をアース用に使いました。

裏側

アンカーは導電塗料で銅箔テープにつなぎました。

アンカーに導電塗料を塗る

これでもまだちょっとノイズが多いです。 弦アースを繋ぎたいです。