ネックをオイルフィニッシュにする【カスタムショップ製JBのカスタム-1】

以前にも預かったことのある楽器です。

カスタムショップ製JB

ピックアップを交換することになっています。 配線がいじられていますね。 ハンダ付けがすごいことになっています。 ここも直したいですが持ち主に相談です。

配線部

ボディのジョイント部が割れたのを以前ラムトリックカンパニー時代に私が応急処置したのですが、今回はしっかりネックの形の合わせて欲しいということです。

ジョイント部の割れ

なぜかピックガードが国産ダイワマーク製に変わっています。 ジョイントに合っていません。 ここもどうにかしないといけませんね。

ピックガードが交換されて

ネックをオイルフィニッシュにします。 レリック風にすることで全体になじませます。 塗装を剥がすにあたっておおよその線を引きました。

ラインを決める

塗装を剥がしていきましょう。

塗装を剥がす

このネックは丸いグリップで、太く感じます。 握りを変えて欲しいということなので改造します。

厚みを変えることはできないのですが(トラスロッドが裏側から出てきたらネックとして終わるので)、両サイドの角を丸めて、四角に近い断面を三角に近づける方向で細くしました。

グリップを削る

スクレーパーややすりを使って形状を整えていきます。

形を整えていく

400番まで磨いたので、着色とオイルフィニッシュの準備です。

生地研磨が終了

まずは1回目。 オイルフィニッシュは良く拭き取りながら2日に分けて2回塗り込みます。

着色オイルフィニッシュ

バインディングが白くなってしまっているので、後から色を塗ります。

 


フレットのすり合わせ【シンラインのネック交換-3】

微妙なハイ起きとフレットの減りがあるのでフレットのすり合わせをします。 ハイポジションだけを削るのではなくて、少しトラスロッドを締めて僅かに中央部を持ち上げて、削る分量を全体に分散させようという作戦で行きましょう。

フレットのすり合わせもした方がよさそう

完全な精度を出すために人力プレックのようなフレットすり合わせをします。 ギターを弾いている状態の角度にして作業しました。

フレットのすり合わせ

傷を消してフレットを仕上げていきます。

フレットを仕上げていく

ピカピカになりました。

フレットがピカピカになった

弦を張りました。

完成

ハイポジションでのチョーキング時にも余裕ができましたし、どこかがフレットにあたっているようなチュインチュインした変な倍音も少なくなりました。 これで完成にしてしまって良いのではないでしょうか。


ネックジョイントビス穴を修正【シンラインのネック交換-2】

ネックにあいているネジ穴は、ボディ側にあいている穴に現物合わせであけるものなので、ネックを交換する時はどうしても一度埋めてあけなおす必要があります。

埋木をノミで整えた

メイプル材で埋めたところに、ボディのネジ穴から新しいネジ穴の位置を写し取りました。

ネジ穴をあける

面取り、補強などをすませたところ。

あいたネジ穴

ネックが付きました。

弦を張ったところ

センターなども良さそうです。 軽微なハイ起きや、チョーキングビブラートなどによるフレットの減りも少しあるので、このあとフレットすり合わせもします。