日暮れ時で良い空の色だったのですが、お散歩カメラを忘れました。
もったいなかったです。
ピックアップのワックスポッティング用に片手鍋を買いにいきました。 樹脂製のカバーが外せないピックアップがあって、通常つかっているビーズワックスよりも低温で溶けるパラフィン系のワックスを使いたいのです。
分解する前に写真を撮っておきました。 中身はこんな感じです。
ベースをつないでミュートロンを駆動させながら、制御系の挙動をテスターで計測していきます。
ピンクの○の抵抗値を測っているのですが、その上にある220kΩを測ってしまっています。 ベースの音に合わせてこの抵抗値が変化するはずなのですが変わりません。
少し分解してみました。 「→」が書いてある黒い部品がアナログフォトカプラです。 この右側、矢印の先がさっき測ったところで、CDSという「光が当たると抵抗値が下がる物質」を使った抵抗体が入っています。
左側がLEDが入っているところです。 そこには下のオペアンプICから電流が来るのですが、電位の変化が計測できます。 ということはアナログフォトカプラの中のLEDが故障したということでしょうか。
マイナスの電位になったりするのでちょっと心配です。 故障のさらに原因があるのかもしれないのでもう少し詳しく見てみます。
ミュートロンの修理です。 音は出るのですがピャウピャウ言いません。 フィルターの制御系がおかしいですね。 写真で見て分かるようにRANGEスイッチが上手く稼動していません。 こういう物理的な不調と電子的な不具合が連動することがあるのもエレキギター修理では要注意なポイントです。
電池がないのでキャンドゥに買いに行きます。
基板を見てみました。 以前修理したミュートロンは基板の酸化による断絶が原因でした。 今回ここは問題なさそうです。
こちらは以前、ミュートロンの修理をしたときに、ネットで拾った回路図です。
こちらがステートバリアブルフィルタ部。 円く印をしたところの抵抗値を変えることで周波数を移動できます。 アナログフォトカプラでここの抵抗値を動かすことで周波数を動かしています。 ?マークのところがフォトカプラですね。
アナログフォトカプラは、光が当たると抵抗値が変わるCDS(硫化カドミウム)とLED(発光ダイオード)を向かい合わせにした部品です。 入力信号の強弱でLEDを点滅させて、その光でフィルターの効く周波数を動かす仕組みです。
オペアンプA5 付近で信号をエンベロープ信号にしてオペアンプA6がLEDの点灯を担当しています。
アナログフォトカプラが機能していない理由が、フォトカプラの故障か、A6の故障か、A5の故障か切り分けましょう。
もしオペアンプの故障なら4558系に置き換えれば良さそうですね。 LEDをドライブするのにどのくらい電流が使われているのか分かりませんが電流量が必要なら4580とか4556とかも考えましょう。
はてさてどうなることやら。 うまく直ると良いですね。 A5 A6の出力電位をアナログテスタの針で見るところからでしょうか?
モントルー社が販売するバダス型ブリッジに交換するためにギターをお預かりしました。
交換前に付いていたブリッジがこちら。 バータイプのブリッジです。
バダス型ブリッジに交換しました。 1弦と6弦はこの位置になります。 フロントピックアップとリアピックアップのポールピース上を弦が通りつつ、フレットの両端から弦までの距離が左右均等になる位置がこのあたりです。
その1弦と6弦の距離を5等分しました。 このように弦溝は1弦側によりつつ、6弦側はサドルのセンターに近い位置になるように並ぶことが多いですね。
バーブリッジにオクターブ調整用の山が付いているタイプのブリッジは、弦長方向に垂直に付いていますので、そのタイプのギターにこのブリッジを取りつけると弦溝はサドルの中央に来ます。
このあたりはややこしいところなので、取り付けの困ったらこちらのメールフォームから御相談下さい。
弦を張り終わったところです。 ここから弦高とオクターブの調整が始まります。
オクターブは各弦の調整もできますが、左右のネジでもできるのでそのバランスを取ります。 基本的には1弦も6弦も限界から0.5~1.0ミリくらい余裕がある状態でセッティングして、左右のネジでブリッジ自体の前後でオクターブが決まるというのが健全な状態ですね。
調整が完了したところがこちら。
このトグルスイッチ周りがカッコいいのですが、これって何かアニバーサリーモデルなのでしょうか?