ピックアップの出力を上げる【カスタムショップ製シェルピンクJBの修理-3】

暖かみのある中低域の出るピックアップにしたいということなので、ピックアップのコイルを巻き足してみます。 元の状態がこちら。

JBピックアップ

出力配線を外して、ハンダも取り除きます。

配線とハンダを除去する

今の出力端子からさらに巻き足してもうひとつの出力を作ります。 穴を増設してハトメを打ちます。 このあたりはBirdcageオリジナルのハイブリッドJBピックアップと同じアイデアです。

穴をあける

ネック側を1500ターン、ブリッジ側を2300ターン巻き足しました。

コイルを巻き足す

ワックスポッティングをします。 ハウリング防止に役立ちますが、やり過ぎると音が硬くなるようなので真空引きまであえてはしていないです。

 

ワックスポッティング

ネック側が8.4kΩ、ブリッジ側が9.2kΩでした。 私の好みでブリッジ側を多めに巻いてあります。

ここまで巻くと、ジャコみたいな軽快でブライトなブリッジピックアップサウンドはでませんが、両方フルで鳴らしたときに4弦のローフレットがぼやけないようなミッドローのコシを出すのには有利だと感じています。

 

 

 


フレットのすり合わせ【セイモアダンカンのJBのフレット交換-2】

作業が進んでいるのにブログのアップを忘れていたかもしれません。 フレットの交換がすんだのはインスタグラムの方のアップロードをみたら10月13日だったみたいです。

これはフレットを抜くところ。 結局ヒーター修正はやめました。トラスロッドが結構ハイポジよりに効いてくれる優秀なネックなのでフレット溝の修正で少しハイ起きを予防すれば良いと結論しました。

フレットを抜く

フレットを抜いたところ。

フレットを抜いたところ

指板の塗装をはがしたところ。 フレット溝を0.5ミリまでせばめています。

指板の塗装をはがしたところ

フレット溝を適切に広げ直してフレットを打っていきます。 フレットはRを指板に合わせて曲げたり、ねじれを取ったりする加工に時間がかかります。 押し込んでいる作業は本の一瞬で終わります。

フレットを打つ

フレットを打ち終わったところ。

フレットが打てた

塗装が完了したのでフレットのすり合わせをしました。

フレットのすり合わせがすんだ

ピカピカです。 これもダミーボディで弦の張力を再現してすり合わせしましたのでバシッとフレットの頂点がそろっています。