コントロールパネルから配線を外しました。
トーンにBカーブが付いています。 ここはオリジナル配線ではないかも知れませんね。 トーンにBを使うとスイッチみたいな使い心地になってしまいます。
部品を交換します。
コントロールパネルの下準備配線を終わらせておきます。
シンラインのテレベースをお預かりしました。
ピックアップを交換します。 すでに取り外されています。
DP120に交換する予定です。
リアピックアップも交換します。 導電塗料が塗られていないのにラグが打たれています。 これは外してしまいます。
リアはスタック構造になっているので、おそらくノイズは少ないのではないかということで、導電塗料は塗らない方向で進めます。
ペグの爪がヘッド裏に当たって湾曲しているせいか、ペグの回転が悪いです。 直せそうなら直したいと思います。
ブリッジです。 少しだけ1弦側にズレている気がしますが、そんなに問題にはなっていないので、ピックアップはネックの延長線上に取り付けようと思います。
ネックからのセンターラインはこんな景色になっています。
ネジ穴が合わないので埋めましょう。
新しいピックアップとピックガードが合わないので、ピックアップを取り付けたら形を合わせます。
リアピックアップがきつくて入りません。 カバーだけだったらなんとか入るのですが・・・
コイルがしっかり巻かれているので、これがカバーを内側から押しているようですね。
裏返すと途中まで入ります。
ベアリング付きのビットで、表面付近にたまった塗装だけ吹き飛ばしてみました。 それでもまだきついようです。
仕方がないのでストレートビットを取り付けて、逆回りで刃をあてました。 塗装剥がしの極意ですね。 ちょっとバックラッシュが怖いのですがきれいに塗装を剥がすことができます。
こんな感じになりました。
スッポリと収まりました。
ジョイントのネジ穴のひとつです。 ねじの溝が二重に切られています。
作業中に悪化させたくないのでタイトボンドで補強して余計な溝を埋めてしまいます。
最近、お客さまとツヤありの4558は音が良いのかどうかという話になりました。
半導体には個体差があります。 トランジスタひとつだけに注目しても、例えばよく使われる2sc1815の電流増幅率は、ロットごとに抜き取り検査してブラックだとかイエローだとか、グレードわけして売られていたりします。 ましてやオペアンプICの中にはたくさんのトランジスタが入っているわけです。
ローノイズなものを選別した2sc1815LやNJM4558DDという型番のものもありますね。
NJM4558のデータシートを見てもらえれば分かりますが、プラスマイナス15ボルトの電源を与えたときの性能を最小~平均~最大の3つの数値で表記してあります。
9ボルト電池を分圧して上下4.5ボルトで動かしている時点でフルの性能で動いていませんし、TS9などの回路では増幅回路1段で限界までゲインを上げたりするので、高い周波数まで増幅できなくなって結果的にミドルがでていたり、いかにも個体差が現れやすそうな状況で使っているように感じます。
そう言えば「4558のツヤありに交換したら音が変わった!」と言っている人で、つや消しを2個以上試した人にまだあったことがありません。 おそらくロットごとに違うはずなので、外観のツヤにこだわらずつや消しもいろいろ試してみるのが良いと思います。 4556とか近い型番の物もたくさんありますし。
写真のオペアンプは同業の先輩がくれました。 どうやら、差し替えてみたけれど違いがサッパリ分からなかったからくれたようです。 そういうこともあると思います。