せっかくの便利ズームなのでもっと便利にしてみようと思いついて、接写機能の付いたマウントアダプターに交換しました。
赤い方から手前へ順番に、フォーカスリング、ズームリング、レンズについた絞りリング、アダプターに付いている絞りリング、接写ヘリコイドとなっています。
わけが分からなくなるくらいが楽しいのでこれでOKです。
写りがイマイチだと言われがちな高倍率ズームですが、ソフトフィルターで意図的にさらに解像度を落とせばむしろ味になると思います。
開放f値が大きいレンズなのでボケ表現は使いにくいので、前後に被写体がいくつも重なる絵が向いているのかも知れません。 複数の被写体を画角表現で見せることを訓練するためのレンズのような気がします。 ブレ表現を多用するのも相性が良いと感じました。
高倍率ズームレンズは、自分が動かなくてもいい「ズボラなレンズ」として使うのではなく、あえて広角にして近づいたりあえて望遠にして離れるといった「忙しいレンズ」として使えるようになると、撮れる写真が急に変わるレンズだと思います。
ギター初心者がマルチエフェクターを買って最初はイマイチだと思ったはずなのに、コンパクトペダルで自分好みなボードが組めるようになってからマルチに戻ると意外と良い感じに音作りできたりするのに似ています。 高倍率ズーム=マルチエフェクター説です。