カメラのカスタム

先日、一番右のカメラを持って歩いていたら先端に付けていた自作のブラックミストフィルターが飛んでいって道路の側溝の中に入ってしました。 コンクリート製の蓋で手が入らなかったのでごめんなさいしたのですが、改めて自作フィルターを取り付けます。

今回はついでに中央のオリンパスPEN-Dに銀色のフィルターを付けて、外したフィルタは玉突きで左のオリンパスPEN-Fの標準レンズ38mm  f1.8に付け直します。

ブラックミストフィルターを付ける

こうなりました。 ステップアップリングで径の大きいフィルターが付いていたのですが、元々の径になってスッキリしました。

ブラックミストフィルターを付けた

PEN-Dはフィルターが銀縁になってレンズに色をそろえることができて、デザインがスッキリしました。 もう二度と飛んでいかないように、フィルターを付けたままにする物に関してはアルミテープで固定しました。

フィルターが銀色になった

PEN-Dは先日1ロール目のフィルムが上がってきて、光漏れしていることが分かりました。 下側のモルトは張り替えてあるようなので、上側も交換してみます。 外してみたら黒い糸が出てきました。

糸が出てきた

モルトをカットしました。

モルトをカットする

これを隙間に張って遮光を強化してみます。 赤い光漏れがあるのはトイカメラとしての持ち味でもあるので、なんならそのままでも良いくらいなのですが。

最近は、レンズやフィルムの解像度を落としていくのが好みです。 iphone13は私には写りすぎのカメラという感じで、安い防犯カメラ用レンズにフワフワフィルターを追加したものを使うためにわざわざミラーレス機があるという倒錯が発生しています。


横浜でPEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

ここから横浜のお散歩写真ですね。

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

PEN-Dという60年前のカメラに自作のブラックミストフィルターを付けてあります。 フィルムはPortra400です。

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真 PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真 PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

36枚撮りフィルムを入れると72枚も「撮らなくてはいけない」ハーフカメラならではのこういう写真が残りますね↓ 意味がないように見えても、何となくその時の光の状態が感じられるものです。

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真


PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

PEN-Dで撮ったフィルムの現像ができたので、続きの写真もここに記録しておきます。 ハーフサイズカメラなので36枚撮りフィルムが72枚撮りになっていて、たくさん写真があります。 フィルムはPortra400でここからはレンズに自作のブラックミストフィルターが付いています。

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

走り抜ける消防車を手持ちでバルブ撮影してみました↓

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

赤い光漏れと信号の緑、フィルターのスモーキーさと雨のせいか、近未来SF感があってうどんが食べたくなります↓

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

4秒では露光が足りない気がする↓

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

デジタル取り込み時にシルエットにして欲しくなくて、思い切り露出オーバーで撮ったらちゃんと伝わった感じがします↓

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

 

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

iso400、たしかf8.0で8秒開けました↓ 歩道橋からの撮影はこの感じで良さそうですね。

PEN-Dに自作のブラックミストフィルターを付けて撮った写真

1秒を越える長時間露光が必要になるような暗いシーンでは、フィルムの性質として「相反則不軌」という現象があるそうです。

普通、露出は光の量が2倍になったり1/2倍になったりすることを1段と言うわけで、シャッタースピード1秒の状態から1段ずつ絞っていくときには2秒、4秒、8秒、16秒・・・となりますが、相反則不軌の領域ではそれがどんどん長くなります。

イルフォードのデータシート元に露光時間の目安をネットに載せている人がいて、計算してみたら1段で2倍ではなく2.8倍くらいにしていくと近似できそうな感じでした。

なので思ったより長めに露光しないとフィルムが露光不足になり、デジタル取り込み時にデジタルノイズが多めになるようです。

ネガのラチチュードの恩恵でハイライト側が飛びにくいのもありますし、思い切って長めにシャッターを開けるほうが個人的には好きな長時間露光写真が撮れるように思いました。


PEN-Dのフィルムを現像してきた

友達と横浜をお散歩したのですが、そこでファーストロールを現像に出せたので写真をここに記録しておきましょう。 今回のフィルムはKodakのPortra400です。

「PEN D」 1ロール撮り終わりました

1枚目はこうなりがち(笑) あと赤い光漏れがありますね。

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

ファインダーとレンズが別なので、フェンスに対してレンズがどこにあるのかが分からないのでこういう写真↓が難しいですね。 むしろノーファインダーで撮る方が良いのだと思います。

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

 

PEN-Dで撮った写真

同じ露出設定で続けて撮った3枚↓ クレーンをシルエットにすれば雲の立体感が出てきて、空を白く飛ばせばクレーンのディテールが出てくる。 ネガフィルムの持っているグラデーションの情報はデジタルカメラのハイダイナミックレンジ撮影よりも幅広いのでしょう。

PEN-Dで撮った写真PEN-Dで撮った写真 PEN-Dで撮った写真

ネガフィルムをデジタル取り込みをしてくれる人の感性がいかにして写真に現れるのか、ということが実感できて面白い3枚組み写真です。