埋木を整えた【ゴールドのフェンダージャパンJBのメンテナンス-3】

ネジ穴を埋めたので、埋木をノミで整えました。 そういえばヘッド裏のストラップピンのネジ穴も埋める予定だったのを思い出しました。 そっちも埋めていきましょう。

埋木を整えた

ネックの取り付けネジを締めてそのまま弦を張ると、弦はきちんとネックのセンターに合わせて並ぶようです。

ネックポケットについて

薄板を貼って手加工でポケットを作ろうとすると今の位置にネックを戻せる根拠がなくなってしまって困りそうです。

この位置のままネックとブリッジからボディのセンターラインを求めて、ネックのヒールを型取りしてテンプレートを起こして、ポケットの両側に薄板を張ってポケットを狭めて、トリマー加工するのが良さそうです。


コントロールパネルの取り付け【マイクロウッドベースを作ろう-7】

キットを買ってから長年放置していたせいでノブのネジがさび付いて取れなくなってしまいました。 ノブは諦めて強引に外します。 回路は別のものを組むのでパネルだけ使います。

力こそパワー方式

2辺しか面取りされていないというよく分からないことになっています

面取りされていないところがある

手加工で面取りし直しました。

削り直した

アーチがあるので穴位置を決めるのに苦労しているところ↓

穴位置を決める

配線ですが、ピエゾとマグネティックの2ボリュームにしてジャズベ配線するつもりでしたが、ピエゾは高音だけ拾ってくれれば良いという意図なので、ピエゾだけジャズベと同じ向きにボリュームを使って、もうひとつをマスターボリュームにできると良いような気がしてきました。

回路案

これなら使い心地としてはボリュームとトーンと同じ感じになります。 こっちの方が良さそうです。


トリマー加工方法の検討【Epiphoneの配線をオーバーホールする-13】

ドレメルにトリマーベースとビットを付けてみました。

トリマーセットを付けてみる

刃からベースの端までが42mmくらいです。

42mmくらい

ボディトップにアーチが付いているので普通にアクリル板テンプレートとかは張りにくいですが、例えばこういうブロックを並べて貼ればトリマーベースが動く範囲を制限できますね。

加工方法を検討する

これがシンプルでかつリスクが低いのではないでしょうか。


トレモロの調整【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-25】

弦高やオクターブチューニングをするときにトレモロがフローティングで動いていると、いつまでも設定が決まりません。 なのでイナーシャブロックの後ろにものを入れてスプリングホルダーのネジを緩めることで仮固定します。 

しっかりチューニングができたらスプリングホルダーを締め込んでいくことでブロックを抜きます。

どうもチューニングが不安定なのが気になります。 トレモロのネジが4本しかないのでトレモロ部分は何もしなくても良いということだったのですが、トレモロに問題があるのか、その他のペグやナットなどに問題があるのか切り分けないとスッキリしません。

ブロックを抜く

ネジを外してみました。 ネジに傷があります。 こういうところにトレモロのナイフエッジがはまっている可能性があるので掃除して薄くグリスを塗ってみましょう。

ネジに傷がある

スプリングを外してもう一度トレモロがフルスイングしているか確認しました。 4弦のネジが曲がっているのか断面が正円でないのか分かりませんが、正しい位置に取り付けようとするとトレモロにかすかに触れるようです。

ネジを入れ替えた

2弦のネジと4弦のネジを入れ替えたらスムーズにフルスイングしました。 

弦を張ってみたらかなりチューニングが安定しました。 トレモロのネジを変えたらよくなりそうですね。

トレモロの動きが改善した

今回の作業はこれで完成で良いと思います。

完成