ピックガードを外した【Tokai Talboのメンテナンス-6】

フレットのすり合わせとピックガードアッセンブリーを同時に作業できるように、ピックガードを外します。 ジャックをボディから外そうと思って気が付いたのですがジャックプレートがありません。 ボディがアルミだからですね。

ジャックプレートがない

PURETONEのジャックを付けることになっているのですが、穴が国産ジャックの径だったらアルミボディの穴を拡げることになって嫌だなと思って確認しました。 充分大きい穴があいているようです。

ジャック取り付け穴の径

ネックを外している間にネジ穴の面取りもついでにしておきましょう。

ネジ穴の面取り

ペグを分解して清掃しました。 ブッシュナットの内側にグリスを少量塗っておきました。

ペグの清掃

ネックを戻します。

弦を張った

ついでにスケールを測って大まかにオクターブチューニングを確認しました。

オクターブチューニング

最終的にはチューナーを使って確認しますが、先にナットから12フレットまでの距離を測って、予測されるサドルの位置におおまかな調整をしておくと、迷い無く最終調整ができます。


ギターを鳴らしてみる【ミュージックランダー型ギターの組み込み-43】

電池を入れて音出ししていきます。 電池の交換時にまた電解コンデンサをぶつけそうで怖いですね。

電解コンデンサが心配

こっち側はアース電位なのでショートの心配ないかと思ったのですが、電池スナップをこっち向きに電池を付けたときのことを考えるとラグも絶縁した方が良いかもしれませんね。

こっちはアース電位なので問題ない

ピエゾピックアップの音量をマグネティックピックアップに合わせるために青い半固定抵抗を回して調整しました。 位相は元から合っていました。

ピエゾの音量調整

ノブの取り付けはこっちのAパターンと

ノブ

Bバターンがあるとしてどちらが良いでしょうかね。

ノブ

両端がボリュームだからトーンだけハットノブとかいうパターンもあるかも知れません。

裏返すとKTSチタンプレートが付いています。

KTSのジョイントプレート


フレットの浮き修正【Tokai Talboのメンテナンス-5】

フレットの両端が浮いています。

フレットの両端が浮いている

ネックを外します。 タルボのポケットってこんな感じになっているんですね。

ネックポケット

フレット溝の底までフレットが入っている状態で浮いているのか、押したり叩いたりしてフレットが入る様子はありません。

叩いてはいる気配はない

応急的な対応ですが、フレットの下に接着剤を染みこませて埋めることで指に引っかからないようにします。

フレットの下を埋める

将来的にフレットを打ち替えることがあったらその時は本格的に修正すれば良いでしょう。


エスカッションの取り付け【Epiphoneの配線をオーバーホールする-11】

ネジ穴の位置を決めます。

ネジ穴の位置出し

内側がどうなっているのかミラーで確認します。 ここならセンターブロックより手前に収まりそうです。

センターブロックとの隙間

ネジ穴をあけます。

ネジ穴をあける

エスカッションが付きました。

エスカッションが付いた

エスカッションの枠の中に黄色いマスキングテープが見えていますが、ハムバッカーを取り付けるにはそこをトリマーで削る必要があります。