弦が張れた【フェンダー製ラップスティールギターのボリューム修理-6】

弦を張りました。

弦が張れた

オーナー様も譲り受けたばかりで今後使用するチューニングは不明らしいので緩めておきます。 そもそもチューニングに合わせて弦のセットが違うので張り替えるのだと思われます。

ケースにうつ伏せに入れてから脚を取り外して仕舞う方式なので、形だけ弦を張っておく必要がありました。

弦を張った状態で音出ししてみましたが、問題なさそうなのでお返ししましょう。


ネック調整

随分前に作業が完了していたこのベースですが、お返しする日程が決まったのでネックの状態を改めて見ておきます。

ネック調整

ネックの順反りが強すぎて悩んだこのベースですが、弦を緩めておいたら少し逆反っていました。

この弦との組み合わせなら長くコンディションをキープできるのではないかと期待できます。


すり合わせの方向性を考える【SG Juniorのフレットすり合わせ-4】

トラスロッド調整でネックを真っ直ぐにするとハイ起きがわずかに残ります。

むしろほんの少し逆反り気味にしておいて真ん中を多めに削れば良いバランスになりそうです。

少し逆反り気味から仕上げれば良さそう

もうしばらく置いておいてから見極めてすり合わせを完成させます。