フレットを抜いてネックをチェックする【ギブソンL-00のフレット交換-1】

L-00をお預かりしました。

L-00

フレットをジェスカーの#55090のステンレスに交換します。

#55090のステンレスに交換する

ナットはオイル漬け無漂白牛骨ナットになります。

牛骨ナットに交換する

バインディングはないギターですが、溝が端まで切られていないので、バインディング付きのギター同様にタングを切って打とうと思います。

バインディングみたいになっている

トラスロッドはちゃんと効いています。

トラスロットナット

ロッドナットにグリスを注すために掃除しました。 以前の修理の時に他の工房でもグリスアップしてくれてあったようです。

掃除した

指板の状態を確認するために先にフレットを抜きました。

フレットを抜いた

めくれ上がったとところを押さえた接着材を掃除します。

接着材を掃除する

弦を張って確認します。

弦を張ってみた

今は↓の図の1番が真っ直ぐよりの逆反り、2番が順反り、3番がほぼ真っ直ぐよりの順反りです。

反り具合

このギターはジャズギタリストさんのギターで、ネックの真ん中あたりの弦高が高くならないようにするために、トラスロッドでできることをしてあったということのようです。

#55090に換えるとフレットが高くなるので、仮にサドルの高さをいじらなかったとすると弦高は下がるはずです。 2番の辺りの順反りを抑えることで弦高が下がる可能性もあります。

ローポジションとハイポジションで弦高が変わりすぎないほうが良いということなので、1番をわずかに順反らせてあげることでローポジションとハイポジションとで弦高の傾斜が減るのではないかと考えています。

そんな器用なことが狙い通りできるものかは分かりませんが、イメージとしてはこの方向で進めていこうと思います。


ヒーター修正中【Road Wornのジャズベースのネックをオーバーホールする-7】

ヒーターから外してみました。

弦を外してトラスロッドを緩めた状態で12~14フレット辺りに逆反りを作ることができました。 弦を張ってロッドを締めたときに順反る部分に逆反りがあるので良い感じです。

ヒーター修正中

あとはこの状態でキープされるのか戻るのかを確認しましょう。

1弦と4弦の反りの差があって4弦側がわずかにですが逆反っています。4弦側の7~9辺りを気持ち多めに削れば意図の通りになると思います。