キャビティの塗装剥がし【サンバーストのH-Sテレベの修理-1】

シンラインのテレベースをお預かりしました。

サンバーストのH-Sテレベ

ピックアップを交換します。 すでに取り外されています。

フロントピックアップキャビティ

DP120に交換する予定です。

交換する予定のフロントピックアップ

リアピックアップも交換します。 導電塗料が塗られていないのにラグが打たれています。 これは外してしまいます。

リアピックアップキャビティ

リアはスタック構造になっているので、おそらくノイズは少ないのではないかということで、導電塗料は塗らない方向で進めます。

リアピックアップ

ペグの爪がヘッド裏に当たって湾曲しているせいか、ペグの回転が悪いです。 直せそうなら直したいと思います。

ペグ

ブリッジです。 少しだけ1弦側にズレている気がしますが、そんなに問題にはなっていないので、ピックアップはネックの延長線上に取り付けようと思います。

ブリッジ部

ネックからのセンターラインはこんな景色になっています。

ネックのセンター

ネジ穴が合わないので埋めましょう。

この辺りに付く

新しいピックアップとピックガードが合わないので、ピックアップを取り付けたら形を合わせます。

ピックガードが少しだけはまらない

リアピックアップがきつくて入りません。 カバーだけだったらなんとか入るのですが・・・

カバーはギリギリ入る

コイルがしっかり巻かれているので、これがカバーを内側から押しているようですね。

リアピックアップの中身

裏返すと途中まで入ります。

ピックアップがはまらない

ベアリング付きのビットで、表面付近にたまった塗装だけ吹き飛ばしてみました。 それでもまだきついようです。

ベアリングビットを使う

仕方がないのでストレートビットを取り付けて、逆回りで刃をあてました。 塗装剥がしの極意ですね。 ちょっとバックラッシュが怖いのですがきれいに塗装を剥がすことができます。

ストレートビットを使う

こんな感じになりました。

キャビティの掃除ができた

スッポリと収まりました。

ピックアップがはまった

ジョイントのネジ穴のひとつです。 ねじの溝が二重に切られています。

ネジ溝が二重に切れている

作業中に悪化させたくないのでタイトボンドで補強して余計な溝を埋めてしまいます。

補修しておく


弦を張る【グレコTB-400の修理-26】

フレットのすり合わせを完成させました。 ジェスカーのエヴォリューションシリーズなのですが、少し金色っぽくてかっこいいです。

フレットのすり合わせ

フレット溝を作ります。

ナット溝の加工

スチュマックのシムを入れようと思ったのですが、ネックジョイントプレートの形状がフェンダーと違って穴位置が合わないので、バルカンファイバーで自作しました。

シムの製作

ネジ穴も1弦側によっているんですよね。

シムを挟む

こんな感じになりました。

弦が張れた

スケールが少し短いのでもっと泥臭い音がするかと思いきや、思ったよりワイドレンジできれいな音がします。 プレベっぽい「ヴァホ!」もありつつ「チャリン」も同時に出ている感じです。

ネックの様子を見てナットを追い込んだら完成になりそうですね。


トラスロッド溝の加工【グレコTB-400の修理-25】

ピックガードに切り欠きがりますが実際のトラスロッドはもう少し右ですね。

位置決め

ピックガードをカットします。

ピックガードをカット

ボディ側も加工します。 もともと掘られているので少し掘り広げます。

トリマー加工

トリマーで掘り広げます。

トリマー加工

こんな感じにしました。

加工が終わった

ピックアップのネジ穴をあけました。

ピックアップを取り付けた

配線はこんな感じ。

ピックアップの配線

ナットを加工していきます。

ナットの形を整えた