フレットをマスキングします。
フレットのすり合わせと一緒に、フレットに乗った塗装を剥がします。
ナットを取り付けていきましょう。
銅箔シールドシートも緑青が出ています。 シールが剥がれてきて、基板に接触してショート→液漏れしたという事故シナリオだった可能性が大いにあります。 ピックアップの線も心配です。
ピックアップも拭き取りました。
銅箔シールを貼り直しましょう。
裏蓋につながるようにハンダ付けされていたので、それを再現しました。
基板のパターン面とシールドシールの間に絶縁層を作ります。
透明のシートを両面テープで貼っておきました。
裏蓋も錆びています。 特に錆びているところは電池の液体が飛んだのでしょうか?
こちらはハンダ付けする必要がないのでアルミシートにしました。
配線をしていきます。 このソケット方式は楽なようで問題があるような気もします。 ソケットが撚り線を噛みきってしまってキャビティ内に散らばってしまうのです。 結局、予備ハンダしてから噛ませましたが、これなら基板直結で良いのではないかと思ってしまいます。
電池を入れて音出しチェックです。 それはそれはデカい音が出ました。 電池はもともと入っていた物を入れてあります。 電圧がやや下がってきているので、早めに交換したほうが良いかもしれません。
ボディを拭き取って完成にしました。
スペクターはコアなファンが多いイメージがあります。 その人気を支えるためにも、このベースには長く活躍して頂きたいものです。
オペアンプソケットも交換することにしたので外してみたのですが、全ての足が錆びています。
電池の液漏れが発生したときにこっちの方まで飛び散っていたようで、端子と端子を計測すると本来は絶縁されているべきところが数十~数百kΩでつながっています。 これによって異常な動作をしていたようです。
原因はこれですね。 直流的に見ても各端子の電位がバラバラになるでしょうし、交流的に見ても負帰還だけではなく正帰還もかかると思うので、過負荷や発振で意味不明なことになっていそうです。
基板の穴の汚れまでドリルでさらって清掃しました。
基板上での絶縁も確認しました。
オペアンプも錆びていたので、おそらくもう使わない方が良いでしょう。 新しいTL062 を買ってきました。 設計時期の古いICですが、定番の低消費電力オペアンプとして現在も生産され続けています。
電解コンデンサも交換しておきます。 今のところ壊れてはいませんが比較的、寿命を気にした方が良い部品なので新品に換えてしまいましょう。
外してみて分かったのですが、これらの足も錆びていますね。 抵抗はブラシでゴシゴシ掃除しましたが、電解コンデンサは樹脂で封入してあるところから劣化していそうなので、交換して正解だったと思います。
漏電していたバッテリーボックスは外して、新しいバッテリーボックスを取り付けました。
清掃が済んだポット類を戻します。 基板が完成しました。
音出しチェックです。 問題なく音が出ました。 ポットのノイズもありません。
消費電流は0.35mAくらい。 これなら正常と思われる範囲です。
ジャックを抜いたら電池がしっかりオフされています。
これで基板を戻せば完成でしょう。 原因が分からなくて困りましたが、直ってくれて良かったです。